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『人間は自由の刑に処せられている』

スタッフブログをご覧の皆さんこんにちは!広報局2年、スペイン語専攻のゆきです。

さて、今年もスタッフブログの担当が回ってきてしまったわけですが、何を書こうかな…と迷いに迷い、去年のブログを覗いてみたところ、私は「自由」について語っていました。「自分の好きなことを好きなだけ学べる大学生活、楽しいよー!!」という感じです(意訳)。

ところが、私は今、その「自由」に絶賛振り回され中です。笑

なぜなら、言語文化学部の2年生にとって、10月は最も忙しい時期だからです。 履修登録、ゼミ選択、派遣留学の申し込み…。

このどれもが、いくつもある選択肢の中から選び放題です。誰も、「あなたはこのゼミに入りなさい!」「この国に留学に行きなさい!」なんて言ってくれず、この時期の全ての選択の責任が自分自身の肩にのしかかります。

しかも私は外語祭実行委員です。第97回外語祭はもうすでに、あと1か月というところまで迫っています。去年の本祭の日々を思い出せばいくらでも頑張れるとはいえ、だんだんと仕事が増えてきているのも事実です。外実に入るというのも、1年半前の自分自身が決めたことですから、自分の選択の結果ということになります。

でも、不思議とそんな自由な選択だらけの毎日に不満はないです。思い返せば、私は今まで親が敷いたレールに乗るような生き方をしてきました。中学は親に勧められた学校を受験し、大学も、親が国公立にしなさいというので、なんの疑いもなくその中から第一志望を決めました。その分、この時期に毎晩、一生懸命考えて考えてした選択が、自分のこれからの大学生活を変え、考え方を変え、ゆくゆくは人生を変えていくんだと思うと、なんだかワクワクすらしてきます。

写真はスペインサラマンカのマジョール広場です。 2月に短期留学した際に1か月間毎日のように通った場所で、この写真をみると当時のモチベーションを思い出し、ふつふつとやる気が湧いてきます。

 

ゆき(広報2年)