大学ってこんな感じ

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いま、わたしの周りは「すごい人」だらけだ。私にとってすごい人とは、私ひとりのためにわざわざパワポを作って知らないことを教えてくれる塾講師の同僚のひとや、将来のビジョンが見えていて学生のうちから人を巻き込んで動いているひと、改善点や人が気づくことのできない点を鋭く指摘できる先輩、出版された本のような論文を授業でかいてきた同級生、毎回の授業のたびに語彙やスピーキング能力を伸ばしてくる語科の友達、など自分が「かなわないなあ」と感じてしまう人々のことである。
自分は高校生のときまで、学校の成績が良かったり褒められることが多かった分、大学生になったいま、じぶんよりはるかに「すごい人」と関係を持ったことで、人生ではじめての挫折を経験している。的確な親切な行為だったり(おせっかいにならないもの)、気づく能力だったり(瞬間的で鋭い指摘)、夢の探し方(人の役に立つ、一生やりたいと思えるもの)だったり、すごい人たちはどこでそれを見つけたり、身につけたのだろうか。わたしはどうすれば追いつけるのか、真似でもできるのか、「すごい人」になれるのか。

すごい人に会うたびそれとなくコツを聞いてみても、答えはわからないままである。いまもまだ、もやもやしてやる気がなくなるばかり。
一方で、身近にそんな「すごい人」がいるわたしはラッキーだなあとも思う。18年間生きてきた中で今まで会えなかったということは、「すごい人」たちはレアキャラであるし、わたしに新しい世界を教えてくれるからだ。外大に受験しなかったなら、塾講師バイトに推薦していただけなかったら、オンラインNGO活動に参加していなかったら、「すごい人々」のなかの一人にも会えなかったのだから、自分の選択はどれも最善のものだったのだ、ラッキーなのだ。
もしこれをよんでくださっている方が、大学受験をこれからするのであればぜひ伝えたいことがある。
大学は、その人の自伝があったら是非読みたくなるような、驚くべき人々に出会える場所だ。そのため、そんなびっくり人間たちに出会う楽しみも、受験勉強の励みにしていただきたいと思う。

写真 可愛すぎてわたしが毎日「かなわないなあ」と感じてしまう、「すごい兎」

かほ(渉外局1年)