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昔も今もこれからも、大事なもの

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こんにちは、事務局2年のすなおです。本名です。

まだまだ暑いけど、だんだんと秋の気配も感じられるようになりました。秋好きとしてはうれしい限りです。皆さまいかがお過ごしでしょうか。「夏休みも自粛期間のまま9月で不服!」-たしかに。

人生において大事なもの、価値があるものってなんでしょう。自粛期間、たっぷり時間があった私は、これを考える機会が多くありました。答えはいつも同じでしたが。

私は間違いなく「人」だと思います。それは家族、恋人、友達、先輩、後輩だったり。くだらないことを話して笑ったり、一緒に勉強したり、喜びを分かち合ったり。わたしの人生に素敵な色を沢山、本当に沢山くれる存在です。でも、その「人」によって色が霞むことも。傷ついたり、悲しんだり、悩んだり。小学生の時はいじめられて、家に帰るのが苦痛な日々もありました。好きな人に振られて、目がパンパンになった夜もありました。大事な人の突然の死に、なにも声に出すことができないこともありました。

それでも私は人が1番だと思っていて。だって、自分がおばあさんになって、ベンチに座って夕日をみながら今までの人生を振り返ったとき、きっと頭に浮かぶのは人と関わってきた思い出たちだと思うのです。初めて自転車に乗れて父に褒めてもらったこと。大会に負けて、友達と泣きながらガリガリ君を食べてたこと。外大に合格して先生に電話した時、泣きながら喜んでくれたこと。外実内で交わした何気ない話で、お腹を抱えて笑ってたこと。きっとこんなことを、時間が経ってもずっと頭の片隅に覚えていて、おばあさんの私はその記憶たちをふわっと連れてくるのだと思います。

外大は、外実は、そして事務局は私にこの何にも変えがたい大事なものをくれました。この素敵な方々に心から感謝すると同時に、1年前外実に入った私にもありがとうと言いたいです。夕日をみるおばあさんになっても、そばで一緒に思い出を語りたい人々が近くにいるんだよと。

写真は97th外語祭の休憩どき、何気ない会話途中。これもきっと私は思い出すのかな。

すなお(事務局2年)