故きを温ねて新しきを知る、秋。

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こんにちは、事務局タイ語科3年のChisaです。秋ですね。まだ暑い日もありますが、日の短さと風のにおいがもう秋です。先日、最寄りのコンビニで「クリスマスケーキご予約」の文字を見ました。イベントの早すぎる先取りを微笑ましく思うとともに、今年もあと3ヶ月半か…と早すぎる時の流れに焦りも感じます。

これを書いているときは、9月も折り返し地点。本当だったら、10月から始まる授業や外実の活動、そして11月に迎える外語祭本番に向けて忙しく、でもみんなと楽しくキャンパスで準備をしているはずでした。「エモい」。テントたちと真剣に向き合ってきたこれまでのわたしの外実人生では、この時期に建てる多くのテントたちが9月末から10月にかけての台風で倒壊するという恒例のイベントがありました。「エモい」…。円形広場(料理店や野外ステージが並ぶ場所)を見てもエモい、本部(外実の活動部屋)に行ってもエモい、倉庫(いっぱい備品あるとこ)に行ってもエモい…。もう半年以上みんなで集まっていないキャンパスは、今年もいつも通りくり広げられるはずだった外実の「日常」の思い出がたくさんつまっています。ちなみに今のわたしは、1年生には早く会いたいし、みんなの写真をたくさんとりたいし委員会のお仕事もしたい!うっかりすると、そんなことばかり考えてしまいます。

しかしそんな景色を恋しく想う一方で、わたしは、外語祭の新しい一歩をつくる一員となれること、そして、その一歩を見届ける場に居合わせることができることに、本当にわくわくしています。まさに温故知新です。オンライン開催となる今年の外語祭は、これまでの長い伝統を持つ外語祭を途切れさせたくない想いと、昨今の情勢を考えざるを得ない想いの中でうまれました。これまでの伝統や経験に頼れず、自分たちで考えるしかない面があるからこそ、総勢120人を超える外語祭実行委員ひとりひとりの個性とアイデアであふれるものになっているとわたしは思います。

料理もなくて、語劇も野外ステージも民族舞踊の公演も生で観られない外語祭なんて「外語祭」と銘打つ必要もないかもしれません。でも、本当は、今ごろどこかの国で学んでいるはずだったひと、夢に向かって挑戦するはずだったひと。みんながそのひとりで、どれだけ望んだってそれぞれが思い描いていた2020年はもう戻りません。このずっと先のこともわからない世の中だけれど、私たちがオンライン化した色んなコンテンツに元気をもらえているように、外語祭だってそういう力を持つことができるはずです。そんな外語祭にできるように、精いっぱいがんばっていきたい。参加してくれる方々全員に、外語祭ならではのエネルギーをお届けできることを心から願っています。11月をお楽しみに!

写真は、外語祭直前のプロムナード。ここには、模擬店がずらりと並びます。一見秋のすっきりとした晴空の写真ですが、わたしの「日常」がつまった写真です。外語祭実行委員会に入ってから、大好きになった季節。そんな秋、同じ目標に向かい、同じ景色をみる外実のみんな。なかでも、いちばん長い時間を一緒に過ごすことになる事務局員。偉大なポテンシャルを持ち、これからも事務局のパワフルメーカーになってくれるであろうかわいくて愛しい1年生。後輩をもち、頼もしさを身につけたかっこよくてかわいい2年生。そして雨にも風にも負けずに苦楽を共にした、同期たち。そんな外実のみんなにはやく会いたいなあと思う、秋です。

 

Chisa (事務局3年)