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再発見

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こんばんは、屋内-装飾局1年の中山です。初めてのスタッフブログは外語大生らしく、言葉に関することを書こうと思います。

僕は「諦めなければ夢は叶う」というような言葉があまり好きではありません。理由は単純で、陳腐だからです。このような言葉は小さい頃から周囲の人間に言われてきましたが、正直実感したことはありませんでした。しかし、タイトルにもある通り、ある陳腐な言葉に関しては、成長した今になって深く共感しました。それは「時間は平等」です。小さな頃は聞き流していましたが、成長するにつれて平等であるべきものが平等でないと分かってきます。例えば東京大学の入学式の祝辞にこんな様な言葉がありました。「努力すればそれだけ力がつくのはそういう環境にいるからで、中には努力しても力をつけられない環境にいる人がいる」これは「生まれた時は皆平等」という陳腐な言葉かつ平等であるべき状況に矛盾します。

そんな矛盾を知ったからこそ、昔は何とも思わなかった言葉に心を動かされることがあるのだと感じます。

なかなか良い文章が書けたのではないでしょうか。以上です。

きんじ(屋内-装飾局1年)