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日常性の断絶

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こんにちは!事務局ドイツ語専攻2年のほっしーです。金木犀の香りが…なんて書きたいところですが、今年はまだ外の寒さも秋の訪れも体感できていません。
今年は本当に様々なことがありました。それらはまさに”日常性の断絶”です。
他の人が触れているように、COVID-19の流行をはじめとして、私の身にもほんっとうにいろんな事がありました。
短期留学の予定がぶっ飛んだり、窃盗にあったり、はたまた手術をしたり…。
今まで当たり前になっていた日常が激変してしまったのです。
実は後厄の年だったんですが、ここまでくると逆に笑ってしまいます。2020年の年表を作った人、勘弁して欲しいです。
本当にいろいろありすぎて、自分の時間をうまく使えなかった今年の上半期でしたが、その分気づけたこともたくさんありました。現地で会おうと約束していたドイツの友だちとオンラインでお話しをして、ドイツ語だけでなくドイツの今の状況を教えてもらったり。
入院した病院で、医療に携わる方々の優しさと現場の厳しさを知ったり。
両親の存在の有り難さと、そのかけがえの無い温かさと思いやりを知ったり。起こってしまったことはしょうがないし、時間を戻す事はできないので、いまはそのおかげで気づけたことを大切にしていきたいです。さてさて、そんなこんなで外語祭の話に戻りたいと思います。
ここまで書いてきた話は少しネガティブな意味を持った”日常性の断絶”でしたが、外語祭は違います。普段、学生が辞書を片手に行き交うキャンパスとは違い
そこには世界中の様々な国と地域の美味しい食べ物が揃い、
民族衣装を着ている人がいたり、初めて聞く音楽が流れていたり。
キャンパスはまさに”非日常”的な空間に変わるのです。去年経験したあの大切な5日間は、絶対に忘れることができません。
でも、今年の外語祭もきっと忘れられない、かけがえのないものにできると信じています。
同じ外語祭は2度とない、ので、全力で楽しめたら良いなと思っています。さあさあさあ、受験生も、今まで外語祭にきたことがない人も!
今年の外語祭はオンライン開催です。世界中どこにいても参加できます。どうか、素敵な時間を共有できますように。写真は去年の外語祭で撮ったものです。
オンラインで楽しんだあと、来年はぜひキャンパスでお会いしましょうね!

 

ほっしー(事務局2年)