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「新しいこと」だらけでも「変わらないこと」

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 Здравствуйте!(こんにちは!)

 この一年間渉外局長を務めさせていただきました、ロシア地域専攻ロシア語科2年の、のぞむです。

 ついにスタッフブログ執筆依頼が局長陣に巡ってきたことに秋の深まり、そして外語祭の到来を感じています。

 さて、スタッフブログを執筆するにあたって、本当に何を書けばいいのか軽く2週間は悩みましたが、やっぱりこの一年間局長になってみて感じたことを綴ってみようと思います。拙文ではございますが、どうか最後までお付き合いください。 

 

 さて、遡ること約1年前、私は自ら立候補して局長を務めることになりました。

 しかし、立候補といっても、当時の私は「昨年度の外語祭と同じくらい楽しめればいいな」、「局長としてのお仕事も尊敬する前局長を見習ってコツコツとこなしていって、外語祭を終える頃には少しでも成長できていればいいな」、くらいにしか考えていませんでした。こうやって改めて思い返してみると、めちゃくちゃ意識が低くてごめんなさい…(汗)と猛省すべきところですが、そうした小さな思いから始まった私の局長生活は結局新型コロナウイルスの流行に振り回されることになり、この1年間がこれほどまでに「新しいこと」だらけになるとは全くの想定外でした。 

 唐突な自分語りになってしまい恐縮ですが、もともと私は決断力が決して高い方ではありません。アパレルショップに行っても大抵軽く半日は費やしますし、友達からはよく「優柔不断」だなんていわれる始末です。そんな性格も災いして、オンライン外語祭開催が決定したばかりの頃は、あの歴史ある外語祭を運営する中で「新しいこと」を導入するなんて恐れ多い…という気持ちが強く、その後しばらくは決断を先延ばしにしてしまうこともありました。もちろん、局長だって仲間に相談できますが、最後に決めるのはいずれにしろ局長であることは何も変わってない。悲しいことにメンタルまで弱い人間なので、たくさん悩んでプレッシャーに押しつぶされそうだった記憶が今蘇ってきて涙腺がそろそろ緩くなってきていますが、それでも悩んだ末に当たり前かもしれないけれど大事なことに気づくことができた気がします。 

 それは、「新しいこと」がどんなに増えても「変わらないこと」が自分の中に確かにあるということです。ありきたりな言葉に言い換えるなら、初心に返るとでも言いましょうか。そして、私の中の「変わらないこと」は「外語祭が大好き。外語祭実行委員会が大好き。」という純粋な気持ちです。私がこれまでに外語祭実行委員として経験した外語祭は、昨年度のたった一度しかありませんが、それでも紅葉に染まるキャンパスの中で過ごした濃密な5日間は今でも鮮明に残っていますし、フィナーレを迎えたあの瞬間の達成感にずっと囚われています。「エモい」ってやつです。私はこの純粋な気持ちに再び気づくことができて、大袈裟かもしれませんが、本当に救われました。 

 結論から書けないなんてとんだダメ大学生ですが、結局皆さんに何を言いたいのかというと、何か難しいことで悩んだり複雑な状況に立たされてしまったりすることがあったら、まず初心に返ってみてほしいということです!これはあくまで私の経験則でしかありませんが、自分の純粋な気持ちに任せて行動すれば何かしら光明が見えてくると思います。 長々と書いてしまいましたが、最後にちょこっとだけ宣伝させてください!

 現在、外語祭実行委員会と東京外国語大学生協とのコラボレーションのもと、渉外局が監修・制作したたふくじらぬいぐるみ・たふくじらストラップが生協購買部ハッチポッチ店舗内にて絶賛販売中です!11月30日までの期間限定販売になっていますので、是非お早めにお買い求めください!

 そして、渉外局1年生が奔走しページ制作に携わった外語祭公式ガイドブックも電子媒体で絶賛発売中ですので、そちらも要チェックです! 本当に最後になりますが、関わってくださったすべての皆さまに感謝を。

 Спасибо за внимание!(お読みいただきありがとうございました!) 

p.s. 私が選んだ今年の一枚は、「歴代たふくじらぬいぐるみたち」です。ここまで揃うと圧巻ですね~(笑)全種コンプリートした方はいらっしゃるのでしょうか…!?

のぞむ(渉外局長)