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真面目な文章を読みたい人に告ぐ

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こんにちは、外語祭に夢中!を読んでくださりありがとうございます。
え、もうそんな名前じゃないって?二年前まではそうだったのに…

さて、ついに三度目のスタッフブログを書くことになってしまいました😢渉外局ドイツ語科三年のなおマークです。
今回私が書くブログの趣旨を端的に言うと、学生生活は一瞬だから一日一日を大事に過ごそうね。あるいは、日進月歩であれ。ということです。高校生は早かったですが、大学生活はもっとずっと早いです。二年前入学して今やあの時非常に大きな存在であった先輩方と同じ立場になっていると考えると、焦燥の感と自分を見つめ直す必要性に駆られます。ただ、この感覚は今に始まったことではないわけで、中学三年生になったときも、高校三年生になったときも強く感じていました。おそらく自分の一生の中でこの意識が無くなることはないでしょう。人はそうした自己認識の中で、それでもなお後輩を、仕事に就けば部下を指導し、上級生、あるいは上司という責任を果たし、彼らの見本となっていかなければならないのです。そして同時に自分が未熟だと感じることは自らを成長させるための証であると考えます。今の自分に満足してしまっては、その人の発展はそこで終了です。進歩を止めた人間にあるのは堕落と生の終焉です。自分の至らなさを痛感する際には、まさに心の内に激しい痛みを覚え、受験でもスポーツでも勝負の世界で考えるなら今まで自分は何をやってきたのだろうか、という空虚さに直面しなければなりません。しかし、これは忘れてはならないことであり、しばしば寂寥の陰に潜んでしまうことですが、そこには自分の現状に飽かず、向上心があるのです。その向上心を認識し、明日からの自分の糧にしていくことが重要なのだと思います。
なんだか堅苦しいことを書いてしまいましたね。書いている途中で感じましたが、この文章に現れる「き真面目さ」はまさにドイツ人の性質と近いのではないか、と。三年生になってから各々ゼミに所属し専門的な学習、研究をしていく訳ですが(そしてその集大成が卒論です)、私のゼミでは一言で言えば、ドイツらしさ(Deutschtum(独),Germanness(英))について研究しています
先日のゼミで先生がおっしゃっていた興味深いことを挙げます。それは(外大に入って)決まった言語と長く関わっていると、その言葉を話す人の性質に自信が染まってくる、ドイツ語を勉強していればドイツらしさが皆さんに備わってくる、ということです。ドイツ語を学んで三年目にもなって自分もドイツに染まってきたのかなと思うと、どこか嬉しく感じます。
ドイツ語が出来るようになったとは言っていない。

皆さんは外大に入ったらどんな色に自分を染め上げますか?
そもそもどんな色があるのか分からない人が多いでしょう。そんな皆さんにそれぞれの色を同時に感じられる良い場所があります。
各国の文化の大きな部分である食事を味わうことができ、そして言語そのものを劇という形で聞くことが出来る場所、外語祭です。
その頃私はドイツに留学しているので、外語祭でお会いしましょうとは残念ながら言えませんが、代わりにこう言わせてください。
言語の色が体感できる外語祭をどうぞお楽しみください。

写真はドイツ

ではなくハンガリー。「ドナウの真珠」と呼ばれる首都ブダペストのドナウ川の夜景。右手の橋は通称くさり橋(橋に付けられた一つ一つの照明が連なってくさりのように見えるため)、右手奥の建物はマーチャーシュ教会、左手の建物は王宮。
ドイツ語科に入って短期留学でウィーンに行けば隣国にも簡単に行けますよ!

なおマーク(渉外3年)