ごあいさつ

委員長
挨拶外語祭WEBをご覧の皆様、こんにちは。今年度外語祭実行委員長を務めております英語専攻3年の福江幸喜と申します。

外語祭は、今年で第94回を迎えますが、外語祭そのものの歴史は、今から100年以上前に遡ることができます。その始まりは、明治33年のこと。その後、戦争や震災など、数々の歴史の荒波に揉まれながら、外語祭は今、94回目の歴史を刻もうとしています。

さて、歴史と言えば、多くの方はご存じのことと思いますが、先日、後世の世界史の1ページに残るであろう重大なニュースが新聞やテレビを賑わせました。イギリスの欧州連合脱退です。欧州の枠組みが、そして世界の枠組みが、たった今大きく変わろうとしています。これは欧州連合の崩壊という可能性を含んだ、一つの大きな歴史的潮流の転換点かもしれません。もし欧州連合が崩壊するとすれば、それは第二次世界大戦を二度と繰り返さぬという反省の元に生まれた、超国家的存在という枠組みの崩壊を意味します。これから、世界は再び激動の時代に移り変わっていくのでしょうか。

今思うと、外語祭それ自身も、歴史の中で様々な劇的な出来事と共に受け継がれてきました。関東大震災、日露戦争、第2次世界大戦、学生運動…外語祭は、その度に中止・再開を繰り返しながら、それでもなお新しく生まれ変わり、今に続いているのです。その粘り強さの根幹にあるのは、何よりも外大生というエネルギッシュな存在があると私は思います。そして、その外大生の外語祭に対する強い想いだけは、外語祭が変わっていっても不変なものであると思うのです。

ここ100年で歴史は大きく変わり、外語祭そのものも毎年大きく変化してきました。毎年来場される方は、翌年来れば、もうそれは同じ外語祭ではないことに気付かれるでしょう。今年の外語祭も、変化の途上にある外語祭のたった1回に過ぎません。これから、外語祭がどのように動いていくのか、想像もつきませんが、一度外語祭に来れば、その大きな歴史の流れの虜になることは間違いないでしょう。

今年も、例年以上に「熱い」外大生が日頃の学びを活かして各々の企画を準備しています。各国料理の料理店、外国語による語劇、国際色豊かな様々な企画がひしめく外語祭。今年のキャッチコピーは、「キャンパスマップは世界地図」。期間中、キャンパスに一歩足を踏み入れれば、そこはもう外大生が紡ぎあげる世界です。

最後になりますが、日ごろから外語祭を支えてくださる皆様に感謝の想いを忘れずに、委員一同、外語祭でお待ちしております。

2016年6月

第94回外語祭実行委員会

外語祭実行委員長 福江幸喜