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それぞれの外語祭

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こんにちは。今年度外語祭実行委員会の委員長のりなあです。
ついに私のブログの番が回ってきてしまいました。ということは外語祭まであと1日。実はこれを書いている今は外語祭までまだ数日あるのですが、私のブログが投稿されたということは無事に外語祭が開催できるのでしょう。ホッとしています。

何を書こうかずーーーーーーーーーっと悩んでいたのですが、外語祭の素敵な紹介はもう他の人が沢山してくれているので、外実と自分の話をしようと思います。

1年前、私は3年の秋から留学に行くかどうか、割とギリギリまで悩んでいました。
でもそれと同時に、心のどこかでずっと、「外実はいまピンチなんじゃないか」と漠然と思っていました。自分自身はそれなりに楽しくやっているけれど、どことなく、そう思っていました。
そして結局私は日本に残って、3年の秋の引退まで外語祭実行委員会の活動をやり切ることに決めました。理由はいろいろありますが、一番は「外実が好きだから」です。何ができるかはわからないけど、とりあえず最後の年は外実のための年にしようと考えたのです。

この1年活動する中で、ずっと私の軸にあったのは「外実をいろんな人にとっての居場所にする」ということでした。別に外実にいる理由なんてなんでもいいんです。私は裏方の仕事が好きだったから外実に入ったけど、元々外語祭に憧れていた人もいるだろうし、実行委員になりたかった人もいるでしょう。はたまた、局の仕事に魅力を感じたから、他語科の友達が欲しかったからという人もいるでしょう。兼サーや兼部をしながら頑張っている人もいます。なんでもいいと思います。ただ、「楽しい」とか「好き」とか、そういう感情を持ってさえいればそこが居場所になる。「こうあるべき」なんて考えは一旦置いて、いろんな個性を持つ人達が集まってここを居場所にしてくれたらいいなと思っていました。

委員長という立場からは、各局の動きが見えます。はじめは控えめで右も左も分からなかった(?)1年生が、今では各局の仕事を積極的にこなしたり、意見を出し合ったり、同期と楽しそうに話したりしていること。去年は初々しかった2年生が後輩をもって、苦労しながらも頼もしく活躍していること。そして同期たちが、模索しながらも3年生として局をまとめあげ、後輩をサポートしていること。真面目さとか、面白さとか、創造力とか、私にはないものを皆はたくさん持っていて、すごいなあ…と感心させられる場面が多々ありました。それと同時に、いろんな人がいて良かったなあと思います。十人十色なんてありきたりな言葉かもしれませんが、私は本当にそう思うのです。皆がそれぞれ違う個性を持っているから、こんなに面白いものが出来るんだと思います。他の人と比べて落ち込んだりする必要はないです。みんな自信を持ってください。

この1年間を振り返って、まあなんだかんだ大変だったりもしたので、「超楽しかった!!サイコー!」とは言い切れないのですが、委員長をやってよかったとは心から言えます。委員長として皆のがんばりを見ることが出来て本当によかった。ありがとう、1年前の自分。君の選択は正しかった…

いろんな個性の人が集まって作った今年の外語祭が、楽しくないわけありません。楽しみ方だって十人十色です。キャッチコピーの「あなたの非日常、世界の日常」のとおり、この外語祭ですべての人に非日常を楽しんでもらえたらと思います。

そして外語祭に関わる全ての人へ。
ここまでお疲れさまでした。外語祭を目指して、ここまで頑張ってくれて本当にありがとうございます。皆が作り上げてきた外語祭がもうすぐ始まりますね。5日間って長いけど、たぶんあっという間です。あまり羽目は外さないでほしいですが(笑)、どうか思いっきり楽しんでください。今年の第97回外語祭が皆さんにとって素敵な思い出の一つとなったら、委員長としてこれ以上に嬉しいことはありません。

あとちょっとで引退か~寂しいけどまだ何日かあるみたいです。まずは精いっぱいがんばろ~っと。
写真は昨年の外語祭初日の朝の写真です。朝は苦手だけど外語祭の朝は大好き。

 

りなあ(第97回外語祭実行委員会 委員長)