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毎日が異文化交流!

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みなさんこんにちは!
日本語科1年、屋内-装飾局の平岡です。外語祭実行委員会に入って早2ヶ月弱。まさかこんなにも早くスタッフブログを書くとは思ってもいませんでした笑

外語祭や外語祭実行委員会について書きたいのですが、いかんせん自分はまだ外大生になったばかりで正直外語祭や外実の実態について把握しきれていない部分が多々あります。なので自分はみんなが疑問に思う「日本語科とはなんぞや」という話をしようかと思います。

日本語科とはひとことで言えば多国籍集団です!国籍で言えば、日中韓は勿論、台湾やベトナム、アメリカやタイやブラジル等がいます。日本語科は一学年に約50人近くいて、その中でもJP1,JP2,JP3と区分分けがされています。ここら辺は結構外大生でも知らない人がいるのですが、JP1は日本人学生。JP2は私費留学生。JP3は国費留学生です。そしてJP1とJP2はほぼ同じ授業を受けます。日本語学や日本の歴史に関する授業を留学生と共に受けるので、日本人が当たり前だと思っていたことが崩壊し新たに捉え直す経験ができたり、近現代史について日本だけでなく留学生の出身国からの視点や意見を身近に聞いて勉強することができます。

JP2が日本語の高度な会話でも難なくこなせるのに対し、JP3は人にもよりますが日本語に関してまだまだこれからという部分があります。なのでJP3は留学生日本語教育センターという外大の中にある別の施設で勉強することが多いのです。これを聞くとJP3の人たちとの交流が全く無いように思われますがそんなことはありません。語科別オリエンテーションやボート大会、外語祭の料理店など、JP1〜3の学生が集まって一緒に行事に参加することが多々あるのですぐに仲良くなることができます!

さらに日本語科ではこうした授業や行事の他に、留学生との日常的な交流が他の語科よりもはるかに多いのも特徴だと思います!
普段留学生と一緒にいる時間が長い分、他の国の文化や様々な事情について知る機会が多いのは勿論のこと、例えばチーム分けをするときに日本ではグーチョキパーを出して2つないし3つのチームに分かれるのに対し、他の国ではどういうチーム分けの仕方があるのか。例えば部屋に上がる際に日本では靴のつま先を外に向けて脱ぐのに対し他の国ではどうなのか。こういった日常的な文化や習慣の違いを毎日感じられることができます。

また、日本語科は多国籍集団であることから、言語を学ぶのにかなり良い環境であるとも言えます。何故なら周りには多言語のネイティヴがたくさんいるので、例えば中国語や朝鮮語の勉強をする時に分からないことがあればすぐにネイティヴに聞く事ができますし、発音の確認をしてもらうこともできます。因みにJP1は対照言語学の演習ということで朝鮮語が必修なので、留学生に発音の確認をしてもらったり日常的な会話について教えてもらう人が結構多いです。自分は夏学期になったら数人の留学生と一緒に日中韓英露の五ヶ国語で色々とコミュニケーションを取ったり教えあったりしよう!なんて話をしたりしますが、これは日本語科でしかできないことなのではないでしょうか?

長くなりましたが、受験生及び外大生の皆様、日本語科についてある程度理解していただけたでしょうか?自分は日本語科が外大の中で一番外大らしい語科だと自負しております(笑)
もしこの記事を読んでいる受験生でどこの語科を受けようか悩んでいる方がいましたら、是非とも選択肢の中に日本語科を入れてみてください!
きっと後悔はしないはずです!

それではこれにて失礼いたします。

この写真は高校生の時にイギリス(イングランドとスコットランド)に旅行した際、エディンバラの近くの広場で体格の良い外国人にいきなり腕を掴まれあっという間にミサンガをつけられてぼったくられた時に撮ったものです。確かこれで£10、当時のレートで約1600円くらいだった気がします。二度と同じ目に遭うまいと、戒めとして今でもカバンに入れて持ち歩いています。

ムッシュ(屋内-装飾局1年)