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早く来い来いクリスマス♪

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こんにちは、こんばんは。
ポーランド語科3年企画局のまりえです。
暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は私の近況について書かせて頂こうと思います。

最近、私は普通自動車第一種運転免許(AT限定)を取得しました。
免許取得のために自動車学校に通ったわけですが、それが本当に勉強になりました。

学科教習については、速度と衝撃力の関係など、中央ヨーロッパ近現代史を専攻する私が普段は考えもしないようなこと、たくさん学びました。道を歩いているときに、「この標識、勉強したぞ。こういう意味だよね。わかるわかる!」ってなるのが楽しかったです。一番印象に残っているのは、高速道路に時々現れる50m, 100mなどという車間距離確認表示についてですね。恥ずかしながら、私はその表示が車間距離を測るためのものだと知らなくて、「高速道路って100kmとか200kmとかすっごい長い距離を移動する時に使うものなのに、たった50mとか100m進んだぐらいで喜んでたらやってらんないでしょ!」などと思っていたので、これが車間距離確認用だと知ったときには大変驚きました。

大変だったのは技能教習です。私は運動神経がとても悪く、自転車も乗れない人間なので、元から非常に不安でしたが、実際運転してみると本当に酷い。最初は教習所内のコースを右左折等なしでひたすら道に沿ってぐるぐる周ることすら、何度も壁に激突しそうになって、まともにできませんでした。指導員の方も呆れるレベル。でもなんだか不思議なことに何度も運転していくうちに上達するものですね。最後は無事、卒業検定に合格できました。とっても嬉しかったです。この最後の技能の試験合格後、色々な書類と一緒に、のし袋が渡されました。渡された瞬間、「中身は何かな。現金入ってないかな。」と思いましたが、世の中そんなに甘くないですね。初心者マーク1枚でした。「運転免許を取得して1年を経過していない者は、車の前と後のどちらかの定められた位置に初心者マークを付けなければならない。◯か×か。」「答えは×。正しくは前と後の両方につけなきゃダメ。」みたいな問題を扱った教習所が、初心者マークを1枚渡してきたことには違和感がありますが。もう1枚を卒業生が購入するときに、「自分は検定に合格したんだ!すごいんだ!」という自己肯定感を再度味わえるように、あえて1枚しか渡さないという教習所の気遣いだったということにしておきます。まあ、私はペーパードライバー志望なので関係ない話ですが。

最後は大きな試験場に学科試験を受けにいくのですが、これに無事合格し写真入り免許証を手渡されたとき、ちょっぴり大人になった気分を味わえました。3年生の今頃になると、就職のことを本格的に考え始めなくてはならず、大人にならなきゃという気持ちになります。さらに私は今年の10月からポーランドのクラクフに留学予定です。今も実家暮らしなのですが、秋からは親元を離れて暮らさなければなりません。私は料理が全くできないので、今勉強中です。卵を殻を使って黄身だけにするのができるようになりました。玉ねぎを切って目に染みる感覚を始めて味わいました。このレベルで自分の成長を感じております。まあ、マイペースにちょっとずつ大人になっていけば良いかなと思います。

ただ、私の心の中には「まだ子どもでいたい!」とい気持ちが潜んでいるようです。今日、私はサンタさんを信じることに決めました。もしサンタさん≠両親なら、留学中で親元を離れていてもクリスマスの朝、枕元にプレゼントが置いてあるはずです。サンタさん、もしこのブログを読んでいるなら、クリスマスまでお利口にしますので、私に中欧・東欧文化事典編集委員会編『中欧・東欧文化事典』丸善出版、2021年をください。

ともあれ、心の中で「大人になりたい」という気持ちと「子どものままでいたい」という気持ちが喧嘩している私ですが、残りの学校生活を楽しみたいと思います。みなさま、最後までお読みいただきありがとうございました。
(最後に関係ありませんが、自分の本棚の写真を載せときます。)

まりえ(企画局3年)