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バトンタッチ

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こんにちは、事務局一年のかもちゃんです。まず自らかもちゃんと名乗るべきかどうかで三十分ほど悩みましたが、そんなことは置いておいて、今回は『バトン』について書きたいと思います。

バトンと聞いて、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。私含め多くの人はまず陸上競技のリレーで走者が次の走者に渡す短い筒のことを思い浮かべると思います。中高の運動会に向けた練習で、バトンタッチの部分だけをクラスで練習したりしますよね。またここから、バトンという言葉は次の人になにかを受け渡す・つなぐ行為そのものを表すために使われることもあります。私が今回話したいバトンは、この後者の方についてです。

この一年間本部員として外語祭に携わって、私は外実の強みは人と人とのつながりを大事にしていることだと感じました。局内での先輩・後輩、同期間でのつながりはもちろん、局を超えたつながり、外実を引退なさった先輩方とのつながり、外語祭に携わる全ての人とのつながり…ひとつひとつとりあげていくとキリがありません。しかしひとつ言えることは、これら全てのつながりにおいてバトンが繋がれているということです。上級生が新しく入ってきた後輩に仕事を教えることも、来場者の方から外語祭について意見を頂くことも、三役の役目が次の代に移ることも全部人が人に思いを受け渡すこと、すなわちバトンを繋ぐことだと私は思います。このバトンの受け渡しが何個も積み重なり、代から代へバトンが繋がれ…それが99回も続いてきている。そう考えるとこれから迎える第100回外語祭がどれだけの人の思いを背負っているものか感じられます。そしてその第100回外語祭を運営する立場に自分があると思うと、幸運に思うと同時に身が引き締まる思いです。いつか自分が誰かにバトンを繋ぐ時のために、外実としての役目を果たせるように精進していきたいと思います。不慣れ故のへたっぴな文章でしたが、ここまでお読みくださりありがとうございました。第99回外語祭のフィナーレを飾った花火と共に、お別れとさせていただきます。