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観る 映画を

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こんにちは!事務局2年のかもさんです。近頃は急に冷えてきて、季節の移ろいを感じますね。秋の到来が意味するところとは、本祭の到来。気が引き締まります!

さて、皆さんは余暇に何をして過ごしますか?私はよく映画を観ます。休日を楽しく過ごしたいとき、作業のおともに何か流しておきたいとき、色々なことが上手くいかなくって気分が沈んでいるとき…映画は決して見切れないほど存在しますから、それぞれの気分にあった作品がかならずあります。もちろん、毎回ピタッとハマる作品を選べるかというとそうもいかないのですが…笑

映画のよいところの一つは、自分を日常から切り離してくれるところにあると思います。別世界のキャラクターとして、あるいは傍観者として心震わせて、また日常に戻ってくる。とてもよい作品なんかは、またその別世界を体験したくなって何度も観てしまうわけですね!そんな何度もリピートしてしまう名作のひとつに、「フォレスト・ガンプ/一期一会」があります。あまり利口ではないけど誠実な主人公フォレストが、少年から大人になるまでの数奇な人生を駆け抜けていく様を描いた映画です。フォレストの行動が想像だにしない結果に繋がることに笑みが零れる場面もあれば、戦争での友との別れに涙する場面もあり…正に笑いあり、涙ありです。でも、この映画を観たほとんどの人が心を震わせるところは、フォレストの純真な姿勢が周りにも少しずつよい影響を与えていくところにあると思います。彼はあまり賢くありませんから、突拍子もない行動をたくさんとってしまいます。それらの行動は論理で裏付けされたものではなく、フォレストが「そうすべきだと思ったから」そうするのです。一見すれば身勝手ともいえる彼の行動は、しかしながらフォレストのひたすらまっすぐな心を体現し、周囲の人物を引き寄せていきます。そして、それは我々観客も同じです。我々観客もフォレストのまっすぐな姿勢に魅せられ、他のキャラクターと同様に彼という人物に引き込まれていくのです。

そうして観終わった後、私なんかは感化されやすい人間なので、自分自身もフォレストのように周りによい影響を与えられる人に、ひいては周りの人の心を震わせられる人になりたいと思うわけです。もちろん映画の中のキャラクターに完全になることは不可能ですし、それは単なる模倣です。ましてやフォレストのようにひたすらまっすぐであり続けることも私にはできそうにありません笑。それでも、明日を頑張ろうと思わせてくれるだけで、この映画は間違いなく最高の作品だと自信をもって言えます!疲れているときも、悲しいときも、映画は明日を生きる力を与えてくれるのです。もちろん、人によって生きる糧をくれるものは様々だと思います。それは小説であったり、スポーツであったり、勉学だったり、大切な人達との関わりであったり…十人十色です。しかしながら大事なことは、自分にそういった力を与えてくれるものは何か、ということを知ることではないでしょうか。その選択肢の一つとして、私からは映画を提案させていただきます。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!拙い文章ではありましたが、最後に「フォレスト・ガンプ」と同様に、明日を頑張ろうと思える映画を何本か紹介して終わりたいと思います。

・「天使のくれた時間」
・「ショーシャンクの空に」
・「最強のふたり」
それでは、よき映画ライフを~!

かもさん(事務2年)