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ミュージカルのミリョク

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野外ステージ1年のもんです。突然ですが、私はミュージカルが好きです。劇団四季が好きです。この時期、緊急事態宣言も解除され、ミュージカルデビューしてみませんか。というお誘いなのです。
でも、よく知らない人からすると、「つまんない」みたいなイメージがあるかもしれません。でも、めちゃくちゃ面白いです。楽しいです。その理由をご紹介しますので、よろしければ最後までお付き合いください。はじめてにおすすめのミュージカルも一緒にご紹介します。

1.値段が高い?お堅い?

劇団四季(ライオンキング他)・東宝(レミゼラブル他)など大手ミュージカルに対する、「高すぎる」「堅そう」のイメージ。たしかに、映画館などと比べても、高いし、飲食はできないですし、少しでも話していると係員の人が飛んできそうです。でも、それはやはり「生身の人が演じているから」に他なりません。収録されたものと違って、天変地異にも一切動じないなんてことはありません。くしゃみの音も聞こえるし、ポップコーンの匂いも感じるかもしれません。そういう要素が劇の展開に影響するのを防ぐためだと考えたら、すこし納得できますよね。もちろんギャグだってありますしね。
しかも、値段に関しては、劇団四季では最安で3000円ほどでチケット入手ができます。予想よりは安くありませんか?
とお話しして、読者の方の心のガードをだんだん緩めていく作戦です。どうですか。

2.生身の人間が演じる

画面越しの遠い世界ではなくて、現実に起こっていくこととして物事が展開していくので、リアリティや迫力が違います。舞台上の演出と相まって、自分がその世界観に入り込んだような錯覚を起こすこともあります。
例えば、「オペラ座の怪人」というミュージカルの中では、劇中劇(設定のなかで劇をする演技をすること)があるのですが、さまざまな工夫を駆使することで、観客である私たちが、劇中劇の観客のような感覚になったり、舞台裏を覗き込んだように感じたり、どんどんと世界観の中に引き摺り込まれていきます。それは、現実に舞台が、人間がそこに「いる」からできることなんです。 

3.歌、踊り、ストーリー…欲張れる

ミュージカルは、歌も見て踊りも見てストーリーも追わなきゃいけない…難しそう…と思っていませんか。逆です。ストーリーはわかりやすいものが多いですし、最悪わからなくても「歌上手い…」「ダンス迫力ある…」「衣装・装置面白い…」などと思っていたらあっという間に終わって、なんだか分からないけど楽しい気持ちになれます。それも立派なミュージカルの楽しみ方の一つなのです。もちろんそこはショーとして、ライブやコンサートと同じようにハイクオリティなので、それだけでも十分楽しめるようになっているのです。
それを全部いっぺんに味わえるなんて、なんて贅沢!♡というスタンスが吉です。

どうですか。ミュージカル、気になってきましたか?では最後に少しご紹介。

やはり「ライオンキング」が初めてにはおすすめですね…。劇団四季の代表的なミュージカルで、総合的に非の打ちどころなく、俳優たちも生粋のメンバーを揃えています。王道中の王道。動物に扮した俳優たちも、装置の作り、俳優の技術どちらも必見です。コメディーシーンも散りばめられていて、見ていて飽きません。
ストーリーの要素も、1人、いや1ライオンの成長物語、恋愛、家族愛、などと盛りだくさんで、でも無理なく話を追っていけます。感動します。まず間違いない、満足感保証します。私が。

こんな感じです!気になった方、ぜひ劇団四季のサイトも覗いてみてください!