初めまして。第96回外語祭実行委員会で会計を務めているなるきです。驚くべきことに、これを書くのも3回目でしかも今回は役職上、カウントダウンにも使われるっぽいのですがやっぱり〆切破ってます。(誰も知らないであろう)前回のブログのタイトルは「書くことねえ。」だったのですが、やっぱり何を書いたらいいのかさっぱり分からない。ということで、ここは原点に戻って実行委員会という組織についてだらだら書いていこうかなあと思います。外語祭そのものや外語祭期間中きらきら輝く外大生については他の人がすっばらしい文章を残してくれているし、僕の後には副委員長・委員長も控えているので大丈夫でしょう。
さて、言うまでもなく外語祭実行委員会は外語祭の一切を担っており、委員長・副委員長・会計の3役と7つの局から構成されています。この外語祭実行委員会とかいう組織、学内では「ガイジツ」とか「ガイジツさん」が通り名です。
「ガイジツに所属している」というと、「外語祭期間の前後しか活動してないんでしょ」なんて言われることもありますがそんなことないんですよ、これが。
外語祭が終わったらすぐに関係各所と反省会、その後すぐに新幹部を決定したら、委員会内で引継ぎを行い、なんと3月には大学と数回にわたって協議を行い、その年の外語祭の大枠を決定してしまいます。4月からはいよいよ本格的に動き出し、予算の割り振りや期間中の委員の動き、緊急時の対応を考えるのだってガイジツの仕事です。必然的に関わる人も多いので、ある集団と別の集団の間に挟まれ、中間管理職的な役割を求められることも少なくありません。
お金も人も十分とは言えず、はっきり言ってきついことの方が多い。そんなガイジツのガソリンになっているのはサポートさせてもらっている団体さんからのほんの少しの感謝の気持ちだったり、1年間にたった5日間だけで会うことができる来場者の方々の笑顔だったりします。しかし同時に、感情的かつ何の根拠もない誹謗中傷を受けることがあるのもまた事実で、それは時にエンジンそのものを破壊してしまいます。あなたが軽い気持ちで攻撃しているその「ガイジツ」とやらの中には、あなたの友達と何ら変わりのない生身の人間がいて、普通の学生がいるということをどうか忘れないでください。
僕たちガイジツには専門的な知識も、法的な権限も特殊な能力もないけれど、それでも立場上、数々のルールを作り、外語祭に関わる全ての人にそれを守らせる義務があります。そんなルールの中には「おかしくない?」と思われるものもあるかもしれないけれど、ガイジツが作るルールや規則は全て、多くの人に愛されている外語祭を持続・発展させるために、96回、様々な人の意見を吸収しながら試行錯誤を続けてきたものです。
「外語祭のためなら嫌われ者にでもなってやる、くらいの覚悟をもってやれ!!」と思う人もいるでしょうが、みんながみんなそんなに強くありません。というか人間は意外に弱い。
そんなガイジツが、参加する団体さんを(時にうざったいくらいに)サポートさせていただきつつ、そして自分たちの企画ももちろんしっかり練りつつ、必要な資金を集めたり、各所に外語祭の魅力を伝えたりしながら作り上げてきた外語祭はもう目の前です。
第96回外語祭が何事もなく無事に終わって、また次世代のガイジツと外語祭に参加してくれる皆さんが外語祭を開催できるなら、ガイジツ冥利に尽きるというものでしょう。
p.s写真はガイジツの象徴、赤いスタジャン!!!今年もこれを着て5日間走り抜けます。目立ちすぎな気もするんだけど…
なるき(会計)