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実行委員っていいな

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こんにちは!
事務局フランス語科3年のりょうこです。

ついにこのブログに登場するのも3回目。
実行委員会ではどうやら最高学年になってしまったようです。
毎年書いている気がしますが、私は受験期の記憶がすっぽり抜け落ちる呪いにかかっているので、受験のお役立ち情報をお伝えすることができません。ごめんなさい。
さて何を書こうか〜と考えていたのですが、外語祭の良さ、外大の良さはきっとそのうち誰かが発信してくれるでしょう。ならば意外と知られていない気もする私たち文化祭実行委員の良さについて書こうかな!ということで私の個人的な考えを述べさせてください~

実は、私は中学・高校・大学と文化祭実行委員の活動に学生生活を捧げてきた(ている)類の人間です。しかもずーっと食べ物関係の担当をしています。
こうもしつこく続けていると、色んな人から「本当に裏方が好きなんだね!」とか「たまには自分も表舞台に立ってみたいとか思わないの?」って言われます。
確かに実行委員って裏方中の裏方だし、私自身、人前に立つよりは裏でせっせと作業してる方が楽しいなって思います。
また文化祭当日に、料理店や模擬店の呼び込みの人が、初対面の(はずの)来場者さんにまるで旧友みたいな顔して話しかけている姿をこっそり見たり、小さな子供がスプーン片手に、おいしいのダンスみたいなのを踊っているのを目で追ったりする瞬間も最高に幸せです。

だから、これまで「ほうほう~確かに私は裏方が好きなんだな~」って思ってました。でも、最近気が付きました。実行委員をこんなにもずっと続けている理由は、裏側にいながらも自分にスポットライトがあたる瞬間があるからだと。

公演系の部活だったら、発表のタイムテーブルがあらかじめ組まれていて、本番は舞台上でスポットライトを浴びながら、練習の成果を発揮します。そして公演が終わると大きな拍手に包まれると思います。
実行委員の場合は、そのスポットライトはいつ、どこで、どんな風にやってくるかは分かりません。
でも、思いがけず、舞台を照らすよりはちょっと小さくて、ずっと柔らかいスポットライトに照らされる瞬間があります。真っ暗もまっぴかりもあまり好まない私にとっては、このくらいの光がこの上なく心地よいのです。

私がこれまでに受け取ったスポットライトの中で、心にピン留めするくらいに嬉しかったものは2つあります。
ひとつは、先輩や同期からの「頑張ってるね」の一言と、そっと差し出された差し入れのお菓子を受け取った時。もちろん頑張っているのは私だけじゃありません。実行委員だけでもありません。それでも、大袈裟かもしれないけど、私を「頑張っている人々のうちの一人」だと認めてくれているんだ~と実感できたあの時はぐっときました。
もうひとつは、外語祭終了後にたくさんの模擬店・料理店参加団体さんから「ありがとうございました!」と言ってもらえた時。それもとびっきりの笑顔で。普段は、「実行委員」と「参加団体」という真逆に近い立場ですが、この時ばかりは疲労と達成感と、じわじわ広がる虚無感を共有できた感じがして嬉しかったし、こちらこそ感謝が止まりませんでした。

要するに、身近な何人かが自分たちに目を向けてくれること、そしてささやかな、けれど力強いことばをかけてくれることが、私が実行委員会という場所にこびりついている理由です。

さて、冒頭にも書きましたが私は現在最高学年。
しかも9月からは留学にいくので、夏休み前までしか実行委員に在籍できません。寂しいことに今いるメンバーとの活動も残りあと1か月程なのです…1年生なんてこの間出会ったばかりなのに。
残り短い私の実行委員ライフですが、私がこれまで受け取ってきたスポットライトの光は十分すぎるくらい溜まっているので、その分これからは私がたくさんの頑張る人たちに光を投げていきたいな~と思う今日この頃です。今年は後輩の人数が多いので、万が一貯蓄が尽きたら自家発電も検討します。
そして外語祭が無事に終わったら、海の向こうから盛大な拍手も送るつもりです!!

と、自分のことばかりをつらつら書いてしまいましたが、もしここまで読んでくださっている方がいたらそれもきっと何かのご縁ですね…! 外語祭に来ましょうという意味ですよ。
私の代わりに今年の外語祭を肌で感じでいただけたらとっても嬉しいです!

それでは、最後まで読んでくださりありがとうございました!

これはこの間見た光の連なりです。
綺麗だったのでおすそわけ。 (編集済み)

りょうこ(事務3年)