こんにちは!言語文化学部ポーランド語科1年の荻野眞衣です
当時の私には、ある一つの悩み事がありました。それは「通っていた塾を辞めるか否か」というものでした。当時、思っていた様に成績が伸びなかったこと、忙しくて塾に行くのが嫌になっていたこと、他にも様々な背景があり長い間通っていた塾を辞めるか迷っていたのです。 ただ、塾を辞めて成績は落ちないか、転塾の費用はどれくらいか、という不安も当然付きまとい、結論を出すことが出来ていませんでした。そんな時、私はとある言葉と出会いました。それは「とりあえず続けてみなよ、後悔するのはその後だよ」というものでした。一言一句合っている訳ではありませんが、要旨としてはこんなものだったと思います。この言葉を私にくれたのは高校の先輩でした。塾を辞めようか迷っている、と相談した私にその先輩は自分も一年生の時に塾を辞めた、けれどその後勉強をすることがなくなり今では後悔している、という話をしてくれました。その時にその先輩が言っていたことが上の言葉でした。そして、この言葉は後々の私にも大きな影響を及ぼしてくれました。三年生の冬、センター試験が終わり、センターリサーチが返ってくる頃。センター試験で失敗した私は返ってきたその厳しい判定を突きつけられていました。しかし、不思議と私は外大受験を諦めてはいませんでした。その裏には高2の時の、先輩の言葉がありました。「確かに判定は厳しいけれど、それでもとりあえず受けてみよう、自分の志望校を貫こう」そんな風に考えた私はなんとか二次試験で巻き返し、夢だったこの大学に合格できました。_「とりあえず続けてみなよ」、短い言葉ですが、この言葉は今でも私の胸に残っています。 受験生の皆さんもこの先、何度も何度も諦めたくなる瞬間はやってくると思います。それでも、どうか諦めず、その意思を貫いてください。「継続は力なり」です。写真は外大の桜です、皆さんの努力が春に実を結びますように。