こんにちは!国際社会学部中央ヨーロッパ地域ポーランド語科1年、企画局のそうたです。
私はこの夏、カナダのサスカチュワン州のレジャイナ大学に、ショートビジット(短期留学)に行ってきました。今回は、このショートビジットについてお話しさせていただこうと思います。
期間は3週間で、平日は午前3時間・午後2時間の授業に加え、放課後には隔日でアクティビティ(短い動画の作成やスポーツレクなど)があり、週末には牧場、警察博物館、ビーチなど、毎週違う場所へのお出かけがありました。クラスメイトのほとんどが日本人と聞いていたのに、実際は半分以上がメキシコ人だったには驚きました。授業では、カナダの歴史・文化に関するReading & Listening演習をしたり、自分の好きなテーマでプレゼンテーション(メキシコ人はメキシコの政治、文学、科学者、観光地について、外大生は専攻地域や日本の観光地や文化・言語について話していました)をしたり、ロール・プレイングを通したSpeakingのトレーニングをしたり、週末のお出かけについての作文を書いたり、スマートフォンのアプリを用いて英文法のクイズをしたりと、盛りだくさんでした。
メキシコ人はとても流暢に英語を話すし、Writingもスラスラ書くので、このプログラムに参加した外大生はみんな「メキシコ人すごい!」って言っていました。でも、そんな外大生にも1つだけメキシコ人に勝てた場が…。それは文法4択クイズです。20問ほどで構成される1セットが終わるごとに、成績的なものが出るのですが、毎回上位はほぼ外大生といった感じでした。「日本人は文法ばかりやっていて話せない」というよく聞く日本の英語教育・受験英語に対する批判は、ある程度正しいのかもしれないと思いました。少なくとも私は「文法はできるけど話せない!」ってタイプの人間なので。でも外大には英語ペラペラ、留学生と日常的に英語でおしゃべりしている日本人学生もたくさんいます。そういう人に、今回のカナダ滞在を通して、少しでも近づければよかったのですが、どうだったでしょうか。まあ、英語力は3週間で爆発的に上がるということはないので、これからも英語力の維持・向上に努めたいと思います。
12年間(小中高一貫校だったので)通い続けた学校を卒業し、友達や先生との別れからくる寂しさ、そして新生活へ不安を抱きながら迎えた外大の入学式。それからもう5ヶ月がたっているんですね。最初は文字も挨拶も知らなかったポーランド語をはじめとする慣れない大学での学びに奮闘していたら、時間は本当にあっという間に過ぎていきました。
改めて、この大学で学べることをこころより嬉しく思います。
さて、受験生の皆さんは天王山と言われる夏休みが終わり、いよいよセンター試験まで、あと4ヶ月ほど。皆さんも、来年のこの時期「この大学に通えて幸せです」と言えるよう、頑張ってください。外大を目指して頑張っている方々へ。来年、サクラ咲く多摩のキャンパスで皆さんにお会いすることを楽しみにしています。