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オチが思いつかなくて式の来賓の言葉みたいになってしまいました。

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こんにちは。渉外局二年(新三年)国際社会学部中国語科の渡辺輝です。
大抵この時期は皆さん外大生らしく、直近の旅行やら留学やらをネタにしてスタッフブログの原稿を書いていらっしゃいますが、私はと言いますと、昨今巷に蔓延しております新型コロナウイルスくんのおかげで、学期の間心躍らせて計画した海外旅行が全てパァになってしまい、どうしたら良いのか途方に暮れております。
今は故郷に帰省しておりますが、私の実家は山梨県は甲府盆地の南の縁辺りに位置しておりまして、テレビとラジオがある以外は吉幾三の「俺ら東京さ行くだ」のようにクルマもそれほど走って無ェ、ピアノも無ェ、バーも無ェ、おまわり毎日ぐーるぐるみたいな結構な田舎であります。分かりやすく具体的に言いますと、外大生が田舎だ田舎だ過疎だ過疎だと日頃から喧伝している、外大の最寄り駅であります多磨駅周辺よりも田舎です。
本来であれば3月中下旬から始まる新歓活動などへの参加するため、既に東京に戻っているはずだったのですが、都内の他の大学の大半がそうであるように、外大も授業開始が4/20に延期され、入学式や語科の懇親会、各種新歓も延期、あるいは中止となってしまったことにより、いよいよ3月も下旬に差し掛かろうという今現在も実家に閉じこもり、日々を退屈と虚妄に苛まれながら過ごしているわけであります。しかし、そんな些事は来たるべき大学生活に大いなる情熱を抱きながら、それを活かす場を奪われてしまった新一年生達の無念さとは比べるべくもないことです。
最後になりますが、4月から外大に入学される新一年生が今感じている無念さをぜひ糧として、素晴らしい大学生活を謳歌していかれる事を祈念して、結びとさせていただく存じます。
写真は外大の側の味の素スタジアム通りで見かけたタヌキの写真です。この通りは桜並木がずっと続いて非常に綺麗なので、一見の価値があります。

渡辺(渉外局2年)