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きっかけ

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こんにちは。語劇局2年のみゆうです。今回は、私の大切な「きっかけ」についてお話ししたいと思います。

私には恩師がいます。中学時代の英語教師です。当時の私は勉強に全く興味がなかったのですが、彼と出会って、自分が大きく変わる経験をしました。

放課後に教室でぼーっとしていたある日、先生との雑談ついでに英語の質問をしたのです。そのとき、彼から溢れ出る英語への愛に直面し、衝撃を受けました。「英語って本当は面白いのかも?」そう感じてから、入学以来初めて「楽しみな授業」というものができ、放課後は夜遅くまで残って先生に質問攻め。

気が付いたら英語が大好きになっていた私は、先生に薦められて外語祭を訪れました。料理店の立ち並ぶ円形広場に初めて足を踏み入れたとき、鳥肌が立ったのを覚えています。ああ私はこの大学に通うんだろうなあ…という直感が私の胸に飛び込んできました。そして、何としてでも合格して、外実に入ろうと決意したのです。人生で初めて、夢というものを抱きました。そして3年間の猛勉強の末、無事にそれを叶えることが出来たのです。

彼との出会いという「きっかけ」がなければ、私は英語を好きになることも、外語祭を訪れることも、夢を持つことも、そしてここにいることも、なかったかも知れません。

98th外語祭は、オンラインでの開催となりましたね。オンライン外語祭という大きな目標の裏には沢山の苦悩がありました。



直接会えない中で、どうしたら距離が縮められるのだろう。どうしたらより円滑にタスクを進められるのだろう。自分はここで何を成し遂げたいんだろう。

当時はただただ苦しかっただけの葛藤が、同時に新たな「きっかけ」を与えてくれました。今まで全く興味を持ってこなかった「経営学」「組織行動論」「リーダーシップ」といったものに並々ならぬ関心が湧き始めたのです。

コロナのお陰で、思っても見なかった分野にどっぷりハマってしまった私はいま、次なる目標、夢に向かって頑張っているところです。まず、外大ではかなり珍しい(?)経営のゼミを選択することにしました。そして今年の10月からはオーストラリアにビジネス留学をし、現地でのインターンシップにも挑戦したいと考えています。

人生を変えるきっかけって、思わぬところに隠れているものですよね。去年はコロナを恨み続けていましたが、これもありかな、なんて思えるようになりました。皆さんの身の回りにも色んな「きっかけ」が潜んでいると思います。こんな今だからこそ、新しい発見ができるチャンスを探してみるのも、良いかも知れません。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

最後に、初めて行った外語祭で食べたチョコバナナを貼っておきます。