今回は夏休みというテーマで書いていこうと思います。外大の夏休みは長く、3ヶ月近くありますよね。この期間に色々なことに挑戦する人も多いのではないでしょうか。
最近考えるのは、夏休みは人生を凝縮したようなものなのではないかということです。残すところあと1ヶ月ですが、夏休みが始まった頃とは心持ちがだいぶ違います。
夏休み初日はなんでもできる気がして、何をしようか考えていました。親が子供を抱えながら、この子はどんな子になるのかなと無限の可能性を想像する時と似ている気がします。気がするだけです。
でも、子供が大きくなると次第にそうではなくなります。可能性が排除されていくのです。例えば今僕の両親は、僕に、医者になったり宇宙飛行士になったりする可能性を抱いていないでしょう。大人になるとできることが増えるはずなのに、可能性が狭まっていくように感じるのは不思議ですね。
夏休みも似ています。残り1ヶ月となった今からでも何でもできるはずです。しかしどうしてかそのように感じません。自分だけかもしれませんが。こういう意味で人生と夏休みは似ていると思いました。
今日までに失った夏を恋しく思っている人もいるのではないでしょうか。でも数年前までは9月が夏休みではなかったことを考えると、少し得した気分になれます。そうですよね?
こういうことはなんとなく考えつきます。考えようとしているのではないですが、ふと思いつくみたいな感じです。でも悪い気はしないので、そのままにしています。
極めて短い文章になりましたが、質でカバーしているということにしてください。
きんじ(屋内装飾局)