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自己分析のすゝめ

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こんにちは!事務局3年のとみーです。

外語祭実行委員会のみんなが趣味のことだったり受験のことだったり、いろんなことを書いているこのスタッフブログですが、こういうことを考えている人がいるんだなあと内部の人間である私も感心しながら読んでいます。特に3年生が書いているエモいブログは心に刺さります…。私は今回のブログでは昨年と今年の夏に経験した山小屋アルバイトの話でもしようと思ったのですが、外実最後の3年生らしくちょっと考えさせるような話にします。うまく書けるかわかりませんが、行ってみましょう。

3年生になって次第に進路を考え始めた私は、留学とか大学院とかと同時に就職についても検討することにしました。とりあえず経験としてやってみるかという軽い気持ちで特に力を入れるわけでもなく、インターンシップに応募するだけというプチ就活を始めました。インターンに応募するためにはエントリーシート(ES)を書かなくてはいけないわけですが、いざ書こうと思ってパソコンに向かっても(手書きで書く企業もあって驚きでした)まぁ書けないんです。大体ESで書くことは、なぜその職種に興味関心を持ったのか、今まで力を入れてきたことは何か、自分の強みは何か、といったことになります。なんとなーく表面的なことは書こうと思えばいくらでも書けるのですが、自分が自信を持って心から納得できるものはなかなか書けないのです。それはなぜかというといわゆる「自己分析」が十分ではないということなんですね。「自己分析」とはなんなのかよく分かってはいないのですが、「自分」という存在の形成過程(つまり体験)を振り返りながら今の自分と将来の自分を描くことなのではないかと私は考えています。今まで、小学生の時にロシアのモスクワで過ごしたり高校で山岳部なんていう稀有な部活に入ったり、それなりに特殊な体験をしてきたはずなんです(外大も多少なりとも「普通」からは外れた道かもしれません)。でもいくらエピソードが豊富にあっても、それを振り返って見て自分なりに考えて消化しないと真の経験にはならないのだと今更ながら気がつきました。これまでサボってきたこの作業を今必死にやっている最中ですが、やっと私の書くESもES「らしく」(あくまでも「らしく」です)なってきました。

おそらく高校生の方の読者が多いであろうこのスタッフブログで、就活の話をするのは場違いだったかもしれません。しかし、就活をするにあたってしなくてはいけない「自己分析」って人生の中で繰り返し繰り返し行うべきことだと思うんです。なぜなら、ただぼーっとしているだけでは過ぎ去っていく一つ一つの体験を、余さず自分のものにすることができればそれだけで人生が豊かになるからです。大学受験も大変だと思いますが、一度立ち止まって自己分析をしてみるのもいいかもしれません。何かヒントになることもあるかもしれないですし。

あえて外語祭には触れないできましたが、是非オンラインでも対面でもご参加ください。そして是非その体験を振り返って見てください!

ここまで話してなんですが、最後に就職だけが全てじゃないよと教えてくれた人々との思い出の山の写真で締めたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!