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クリスマスについて

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こんにちは。
事務局2年のしみずです。

はやくも12月に突入し、肺いっぱいに冷たい空気を吸い込める季節となりました。外実の本部員のみなさまは本祭も終わってひと段落をついているところでしょうか。
本祭の振り返りについてはそれぞれに思いがあるでしょうし、私は恥ずかしくてここでは自分で思ったことを書けません。本祭がすごく楽しくて充実していたことは間違いないので、もしスタブロを読んでいて外実に入ろうか考えている人がいたら外実に入るのがよいと思います。
文章が苦手なので時節を踏まえ、そろそろ近づいてきたクリスマスの話でも書こうかと思います。

今年は憧れのチョコ入りアドベントカレンダーを購入しました。毎日日付を数えてはチョコを取り出すタイプのものです。昔からこのタイプのアドベントカレンダーに対する憧れが強かったので、毎日私の人生に喜びが添えられることとなりました。(私にここまで言ってもらえるアドベントカレンダーも幸せだと思います。)

しかし、母親にチョコ入りアドベントカレンダーが見つかったならば「またアンタはそんなものを…」などと小言を言われることが目に見えています。本祭後、久しぶりに家に帰ってきた私の顔がまんまるになっていたのをみとめた時の母の呆れかえった顔が、私の心の中に浮かんでは消えていきました。

そして私はアドベントカレンダーを自室のクローゼットに隠すことを決意しました。
見えないところに置かれているアドベントカレンダーなんて、もはや「カレンダー」としての体をなしていないとは思うのですが、そんな考えには気づかないふりをして毎日クローゼットを開けてはもっさりとした髭を蓄えたサンタさんと顔を突き合わせ、コソコソとチョコレートを取り出しています。

明るい配色でいかにもクリスマスを祝う気満々の呑気なアドベントカレンダーと、胡乱な目をして母親を警戒しながらチョコを貪る私がクローゼットの中に毎日一瞬だけ同居する絵面は、はたから見れば滑稽でしょうし何も知らなければ恐怖体験でしょう。

思い返すと、小学生の頃から自室のどこかに食べ物を隠し持ってはムシャア!と密かに食べる癖が変わっていないことに気づきました。三つ子の魂百までということわざを地でいく人生なのかもしれません。

ひとつ懸念すべき点があるとするなら、それはこのスタブロをたまに母親が読んでいることです。そのためスタブロにこの話を書かないことが一番の得策ではあるのですが、スタブロの締め切りを破ることは心苦しいためこの体たらくとなりました。
母親にクローゼットの中身を捜索された日には、大学生になっても食べ物を隠し持つ癖がバレたみじめさをたたえながら生きていることかと思います。

写真は本祭中に撮った部分月食です。天体の写真をスマホで撮ると、毎回人間の目の高性能さに驚かされます。本祭中の写真を乗せることで、取ってつけたように本祭要素を加えてみました。
来年のスタブロでは外実や外語祭についてまじめな話を書いているといいなと自分ごとながら思います。

しみず(事務局2年)