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外語祭まであと9日!企画局長からメッセージ!『理想と現実』

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大家好!皆さんこんにちは。実行委員会の全体仕事日も終わり、外語祭まで残り1週間と少しというところまできて、焦る気持ちとわくわくする気持ちが交互に来ていて複雑な心境です。中国語専攻2年、企画局長のつるです。
早速ではありますがこの1年考えてきたことをつらつらと書き連ねたいと思います。

「理想は単なる理想でしかなく、あくまで見るべきものは現実である」
これはかつての僕がずっと心に留めていた言葉です。先人たちの言葉なのか、自分で考えた言葉なのか、今となっては思い出せませんが印象には残っていた言葉です。
この1年間、2年生でありながら局長という役柄に就いてからずっと「自分は局長として何ができるのか」ということをずっと考えてきました。他の三役や局長陣が経験豊富な3年生である中自分だけ2年生であることに大きな不安を抱きながら、それでも他の局長陣に劣りたくはないという小さな負けず嫌いの気持ちを持って仕事をしてきました。局内で一番上に立つということはどういうことなのかと考えれば考えるほど、そんなことを考えている自分がどれだけ小さくて驕った人間なのだろうと気づかされる1年間でした。

はじめに書いた言葉を心に留めておくほど保守的な自分が1つの局をまとめる立場になってから、自分も担当企画を持ちつつ局員の仕事を俯瞰的に見るということができるようになりました。すると昨年は全く見えなかったものがはっきりと見えてくるのです。
何代も前から続いている既存企画をもっと良くしようと試行錯誤していたり、学内生や卒業生から集めたお土産を販売するという今年からの新企画を、前例もないままゼロから作り上げていく担当の姿がはっきりと目に映ってきます。最初は自分のできる範囲を超えたことであっても、理想を追い求めることでそのできる範囲を徐々に広げようとしている局員たちの姿が幾度となく浮かんできます。
様々な問題にぶつかっても、なんとか自分の理想とする企画を作り上げようとするみんなを見ていて「自分は何をしているんだろう」と考えさせられます。そういった局員たちの姿を見ていると「みんなの理想を現実にしたい」と思うようになりました。かつての自分だったらこんなこと思ったでしょうか。頼もしい同期や後輩たちに何かしてあげるべき局長が、逆にみんなに自分の考え方を変えてもらえました。「ここはもっとこうしたいんですけど~」という、そんな相談を受けるたびに局員の頼もしさを感じながらもそう思います。

そんな頼もしい局員たちが作り上げる本部企画が、今年は計19個。野外ステージ局によるオープニングに始まり、フィナーレ、そして夜空に高々と打ちあがる花火に終わる本部企画。発案・企画・そして当日の運営を担うために半年以上かけて、それぞれの理想を追い求めながら準備してきました。そんな局員たちの理想がもうすぐ現実となろうとしているのです。
どの企画も去年以上のものが出来上がり、より「外大感」のあるものになっています。
是非今年の外語祭に足を運んでください。そこには去年の外語祭でも来年の外語祭でもない、「今年の」外語祭が広がっています。「今年の」外語祭にピッタリな、「今年しか体験することのできない本部企画」を用意して皆様をお待ちしております。間違いなく楽しんでいただけるものになっています。

こうして自信をもって本部企画をお勧めするということが、局員たちの頑張りを一番近いところで感じてきた自分が企画局長としてできることなのではないかと思うのです。

つる(企画2年)