こんにちは!ドイツ語科1年渉外局のももかです。
突然ですが、このブログを読んでくださっている皆さんの中に、何か持病を持っている方はいらっしゃるでしょうか?実は私は、高校1年生の時からクローン病という病気にかかっています。この病気にかかったことで、私の人生は良くも悪くも変わりました。今日はその話をさせてください。
私は小さい頃から短距離を走ることが得意で、中学では陸上をやっていました。県大会では100mや200mでいつも優勝していたし、全国大会で入賞したりもしていました。本気で「プロの陸上選手になりたい」と思っていました。けれど、高校受験の直前からひどい腹痛や下痢に悩まされるようになり、高校生になって「クローン病」だと診断されました。止まらないひどい腹痛や下痢、足の痛みで立ち上がれない、首を動かせない、などの症状から、それまで続けてきた陸上をやめざるを得なくなりました。
ここまでの話だと、クローン病にかかったことで悪いことしか起こっていないように見えますよね。しかし、良いことも、あったのです。陸上をやめて、私は元々少し興味のあった英語部に入部しました。そこで私はディベートのチームに入って約1年間、英語漬け(?)の生活を送りました。ディベートを通して、英語が前よりずっと好きになりました。
あの時英語部に入っていなかったら、英語をここまで好きになっていなかったかも知れないし、外語大には受かっていなかったかも知れません。もっと遡れば…クローン病にかからないで陸上を続けていたら、今の私はいないかも知れないのです。皮肉なものですが、今の私がいるのは、クローン病のおかげとも言えるのです。
今も時々すごく悔しくなります。なんでよりによって私が…と思ってしまうこともあります。でも、あの時があったから今の自分がいる。沢山の素敵な友人に出会えたのも、こうして外実にいられるのも、あの時があったから。
いつか、”あの時”をもう後悔しないような、自分に自信の持てるような自分に。「この道に進んで良かった」と心から思える日が来るといいな、いや、そういう日が来るように、前を向いて、自分で 選んだ道を正解にしていきたいです。
(なんだか自分語りになってしまいすみませんm(__)m) 最後までお付き合いいただきありがとうございました!
写真は秋に撮った外大のキャンパスです