こんにちは!広報局2年フランス語専攻のりっちゃんです〜
この夏、私は念願のフランス、そしてイタリアに行ってきました。パリ→ローマ→ベネツィアの三都市周遊を9日でまわるというなかなかのハードスケジュールでしたが、色々と得るものが大きかった旅でした。
今回はパリに絞ってお話しをしようと思います。
人生初のパリ。市内に到着したときには「ついに…きた!」というワクワク感でいっぱいでした。ホテルも素敵でホテルマンとのフランス語での会話も順調、私の旅はスムーズに進行していました。
翌日。歩いてパリ観光だ!と意気込んで朝からホテルを出て、コンコルド広場まで向かいました。事件はその時起こったのです。
日曜朝9時の広場は人気も少なく、私たち以外に誰もいませんでした。私が浮かれ気分で写真を撮ったりして歩いていると「Can you English?」と10代の女の子2人に聞かれ、ああこれはスリだなと思ったので無視して進もうとしました。しかし次の瞬間、いつのまにか女の子が4〜5人に増え、私の身体やらカバンに掴みかかり、私は完全に囲まれました。なんとか振り切って、結果的にはなにも盗られずに済みましたが、その出来事があってから私は若干人間不信になり、警戒を強めるあまり観光を楽しめませんでした。
さらに翌日。昼過ぎにオルリー空港に向かい、イタリアに移動する予定だったので、右岸のホテルから左岸に移動。バスを使って空港へ向かおうとしました。しかし空港までの直行バスに乗れる場所がわからず迷子に。困り果てて右往左往していると「ça va ?」と素敵なマダムが話しかけてくれました。マダムは結局バス停の場所は知らなかったのですが、一生懸命、一緒に調べてくれたり、空港にたどり着く方法を考えてくれました。スリに襲われた時からなんとなく気持ちが晴れないままでしたが、パリで人の優しさに触れることができ、もう一度ここに戻りたいなと思うことができました。
他にもパリでの素敵な出会いは色々とあったのですが、長くなるのでこの辺でやめにしておきます。
皆さん海外に行く時はスリに気をつけて。
そして是非とも異国の地で、素敵な出会いを見つけてください!