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MAN IN THE MIRROR

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Hello! 言語文化学部英語専攻、外実事務局二年のたっちーです。How’s it going?
外大あるあるを高らかに歌い上げたあのスタブロから一年。時の経過ってほんとに早い。
さあ今年は何を書こうか。

私の趣味、音楽鑑賞(特に洋楽)について書こうと思いました。
*ここでは主に自分がよく聞いているアメリカのPop音楽を指す言葉として「洋楽」という単語を使います

この洋楽という存在、本当に私の人生を劇的に変えた、かけがえのないものです。
私が洋楽を聴くようになったのは中学一年生の時、英語というものを初めて勉強した時からです。それまでは洋楽おろか音楽そのものに興味がなかったのですが、一生懸命貯めたお金で買ったWalkmanで初めて洋楽を聴いたその瞬間から私は洋楽の虜になってしまったのです。何というか、あの日本語にはない言葉の響き、歌詞を自分で訳して意味を考える楽しさ、とにかく今まで聴いていた音楽と全く違う新鮮さに魅了されました。

私はそれ以降洋楽を狂ったように聴きました。朝起きてすぐ聴いて、学校から帰ると聴いて、イヤホンつけたままいつの間にか寝るまで聴きました。いわば英語の垂れ流し状態。スピードラーニング狂の石川遼もきっと驚愕する英語量だったに違いありません。そうしているうちに私は英語が大好きになりました。外大の英語科に入れたのも洋楽のおかげだと断言できます。

また、歌うことも好きになりました。歌詞を調べ、発音のわからない単語を調べ、とにかく家でマネして歌っていました。最初はゆっくりとした曲しか歌えませんでしたが、徐々に速い歌詞にもついていけるようになり、発音もある程度上手くなりました。

もともと私は人前で何かするということが大の苦手でした。特に人前で喋ることが苦手でした。しかし英語を喋っている時と歌う時だけは別でした。理由はわかりません。英語を喋ったり歌ったりする自分は、あの弱くて消極的な自分とは全く別人のように感じられたのです。次第に自分もできるんだという自信が芽生えてきました。大嫌いだったスピーチも英語の授業ではクラスの代表になるほど頑張ることができました。合唱コンクールでは全校生徒の前で有志を募って歌うこともありました。

人生って本当に何があるかわからないものです。今後はできるだけ人と話さないで暮らしたいと思っていた小学生が、今では人と話すことが大前提の外大で言語を学び、アカペラサークルに入って何百人の前で歌い、外実に入って団体さんや来場者のみなさんと接しています。別に人前で話すことが得意になったわけではありませんが、大事なのは自分の中、心の問題だったんだなあと今になって思います。

以上、洋楽との出会いが自分を大きく変えたという話でした。本当はもっとふざけた文章を書きたかったのに真面目になってしまいました。来年はスタブロ最後の年なので、思いっきり重い感動話を書こうと思います。

 

たっちー(事務局2年)