こんにちは!広報局2年のかほです
皆さんは夏休みをどのようにお過ごしでしょうか??私は、序盤は色々あったのです。友達とお料理教室行ってみたり、出かけたり、前撮りしたり、免許取ったり、そしてワクチンを打って寝込んだり、、笑(めったに熱を出さない私が10年以上ぶりに39度代に突入したので、2回目の翌日は絶対予定入れない方が良いですよ)しかし、夏休みも中盤。バイトとゴロゴロするの繰り返しになってきてしまっています。どうにかこの生活から抜け出したい…
写真は今年の夏に友達と訪れた横浜イングリッシュガーデンにて
ゴロゴロって具体的にはハリーポッターの映画を見返しています。何回目!?って感じですが今回は英語の勉強です!因みに私はシリウスが大好きなんです(学生時代はちょっと酷いですが)昨朝3時頃に5作目を見て一人で泣いていました笑シリウスのハリーへの愛情と彼の不遇な人生を思い出すと何回見ても辛いです…。
他にもアマプラで色々映画を見ているのですが、今日はその中の印象的な映画の一つをご紹介します。(ネタバレが嫌な人は必ず映画を先に見てください)
おすすめの映画、それは「Me Before You」という映画です。号泣しました、はい。事故で首から下を動かせなくなり、車椅子生活をする男性と、バイトのために彼のお手伝いとなった女性(この女優さんがまたかわいいのです)の話です。最初、男性は女性に対しぶっきらぼうだったけれど、次第に心を許していき、2人は両思いとなります。しかし、男性はこのままでは自分は何もできないと思って安楽死の話を進めていました。女性は必死で彼を止めるのですが、その意思は固く、最終的には彼の自殺を受け入れるのです。
この2人の素晴らしいポイントを述べますね!
まず女性。
普通なら、どんな手段を使っても死だけは止めますよね?しかし、この女性は、例え大好きな人の死であっても、彼が幸せだと思う選択を最終的には応援するのです。大切な人を失う苦しみは相当なものですよね。それでも、生きても苦しみ続けるだけだから死にたいという彼の意見を尊重し、「看取る」という自分ができることに最後まで尽くすのです。この決断が正しかったのかは判断しかねますが、その勇気、そして他者の幸せを1番に思う気持ちは素晴らしいものです。彼が幸せになる選択が「正しい」と言えるので、世間の常識、自分の常識が必ずしも正しいという訳ではないのですね。
そして男性。
彼は止められるのを覚悟で、最後には自分が自殺することを大好きな人に伝えるのです。無論、何も言わずに自殺するのは気が引けますが、しっかり告げようとする勇気は凄いですよね。大好きな人に止められれば止められるほど辛いはずなのに…。でも、最近思うのは、自分を貫き通す人って次第に理解されていくのです。有名人も、最初は何かコンプレックスを抱えるが故にいわゆるアンチが多くても、頑張り続けていれば沢山のファンがついてきます。最近私が好きなYears&Yearsというバンド。ボーカルのOllyは自分はゲイだと公表して活動しています。子供の頃学校で虐められたり、鬱を患ったりしているのに、自分のセクシュアリティに誇りを持って活動しているのです。そんな彼の率いるyear&yearsはイギリス、そして世界でも人気のバンドの1つでした。すなわち、多くの人々は彼の音楽性、俳優としての才能、そしてセクシュアリティ差別を克服する姿に陶酔し、全力で応援するのです。私もその1人です。
例え話が長くなりましたが、何が言いたいかというと、例え他人がネガティブに思うことが予想されることでも、必死に訴えかけ、ありのままの自分を示せば、自分の選択であり、幸せであり、全力の意思であるので、周りの人は最後には応援してくれるということです。
そして結局、繕わずありのままの自分でいた方が幸せなのです。
私は自分の考えの大部分を隠して生きているタイプの人間ですが、ありのままで、本音で生きた方が幸せなのかもしれませんね。
さて、この話で彼の自殺に賛成したかったのでも、ただ自分の趣味を述べたかったのでもありません。大切な人の選択は、例えどんなに間違っていると思っても、どんなに悲しいものであっても、その人自身による幸せのための選択であれば、応援するべきなのかもしれない。そして、どんなに反対されそうな決断であっても、必死に訴えることで人は応援してくれる。法を犯す以外であれば、どんな決断にも間違いはないのかもしれません。だって結果は誰にも予測できないから。だからこそ、自分の選択を貫くこと、正面から自分自身、自分の意見を提示すること、そして相手の意見は尊重すること。人はこのことを胸に生きていくべきだと、この映画を見てふと思ったのでした。
最後で読んでくださりありがとうございました!
かほ(広報局2年)