スタッフブログのページを訪れてくれたみなさん、こんにちは。事務局3年のあすかです。
3年生だと名乗る日がこんなに早く来てしまうとは…出会いと別れを何度経験しても、早すぎる時の流れにはついていける気がしません。
突然ですが、わたしには大好きな本があります。少し前に母から、「これいい本だよ〜」と譲り受けたものです。自分がなにかに行き詰まった時、時々読み返します。
この本に出てくる、重くて温かみを感じる言葉たち。3年目を迎えた外実ライフで自分の経験したことに通じるものがあったので、せっかくなので記してみようと思います。
こんな感じで文章を書くのは柄でもなくちょこっと恥ずかしいので、どうかお手柔らかに。(笑)
『経験から自分を引き離す』
どういうこと?と思いますよね。これは過去の経験を引きずらない方がいい、とかっていうことじゃないんです。次へ行く前に、まずはその経験を自分の中に十分に染み込ませるということ。
感情も同じです。自分が今味わっている感情があれば、それととことん向き合う。くまなく味わって初めて、その感情がどういうものか分かる。そしたら、この感情はもう知ったから怖くない。そこから離れて、次の感情を味わってみよう、となれる。
「普段やっていたような外語祭ができなくて悔しい。」「今目の前に迫っているものが嫌で、辛くて仕方がない。」
なんでもいいんです。何かに打ち込んでいれば、そういう時間が必ず1度は来るはず。そんな時はその感情を十分に味わって、もういいや〜となるくらいには向き合って。そうして初めて次のステップに行けるんだよ、と教えてくれています。
どんなに悪い感情でも、とことん感じていいんだ。気持ちが晴れるまで、浸っちゃえばいいんだ。そんな勇気をもらえる気がします。
『生きていくにはほかの人が必要』
子ども時代には育ててくれるほかの人が必要。死ぬ前に病気を患っても、助けてくれるほかの人が必要。でも、その間普通に生きている時でも、結局ほかの人は必要なんです。
外実はひとつのチームであり、そのチームプレーによって外語祭は成り立っています。1人なんかでは何もできません。みんなで考えて、ぶつかりながらも協力して、そうして1個ずつ形にできる。問題が出てきても、解決することができる。
勉強もそうだと思います。勉強自体は1人でできても、その環境を与えてくれるのは親で、勉強していく中で生まれた感情を発散するのは友達だったり先生だったり。何事も、結局は周りの人が必要なんです。
これはわたし自身相当感じてきたことで、だからこそそんな「ほかの人」たちを大切にしたい、と心底思います。
わたしが今お言葉を拝借しているこの本には、もっと素敵なお言葉がたくさん書いてあるんです。
これからの人生でも、幾度かまた読み返してしまうことと思います。
ど素人の稚拙な文章をここまで読んでくれた方、ありがとうございました。
そして、今のわたしにとって最高の「ほかの人」である大切な同期たち。事務局のみんな。今までもこれからも、本当にありがとう。
秋晴れに包まれた外大に、ちょこっとだけ見える赤い人たちという、なんともエモい写真を添えて締めくくり。
秋の外大は本当に、痺れるくらい素敵なんです…。
あすか(事務局3年)