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私の海外経験

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こんにちは。
野外ステージ局1年のれいです。私は小学校時代の海外経験について書こうと思います。
私は小学校2年生の時に父の仕事の関係で東南アジアのタイに引っ越しました。母がそこまで日本に固執していなかった(?)ため、日本に残るという選択肢もなく、親から普通に決定事項としてタイに行くことが決まりました。父は一足早くタイに行き、私たちはその半年後の秋にタイへと引っ越していきました。最初にタイに行って驚いたことが日本の四季というものが世界に通用しないということでした。暑いとは聞いていましたがそこまでではないだろうと思っていましたが、季節が秋でも真夏にような暑さで空港から出た時にびっくりしました。タイに到着してから割とすぐに学校に入れられましたが、タイにもそこそこ大規模な日本人学校がありましたが、母がそれでは日本にいる時と変わらないと言い、問答無用でインターナショナルスクールに入れられました。英会話の塾には日本にいたときに通ってはいましたが当然全く話せず…。唯一の救いはそのインターには日本人が何人か在籍していたことです。最初の頃はその日本人と一緒に休み時間等行動していましたが、このままでは英語が上達しないと思い、頑張って自分から他国の人に話しかけに行きました。幸い、みんなは私が英語が話せないことを知っていたので、ゆっくり話してくれたり、わかりやすい英語に変換してくれたりと助けてもらいました。その学校に英語が母国語である人がいなかったことも良かったかもしれません。その学校には日本に帰国する小学5年生の冬まで在籍していましたが、その間になんとか授業についていけるほどの英語力が身に付いたと思います。しかし、中学校で日本語にどっぷり浸かっていたせいか英語力が前より低下したなと最近は思います。タイは日本とは違う点が多数あり、日本が基準ではないということを学びました。例えば、日本では滅多に見ない物乞いがタイでは所々にいたり、道路を渡る際に横断歩道がないところで渡ったりと様々ありました。中でも驚いたことは、同級生が長期休暇中に短期間だけ出家していたということです。どうやらタイでは一度出家を経験することが良いことと捉えられており、そのためにその同級生が出家したということでした。日本ではあまり僧侶との接点が少ないですが、タイでは街中でも見かけることが多く、日本とタイの宗教観の違いが感じられました。
この経験のおかげか私は国際社会学部ですが、他国の文化にも興味があります。せっかく他国との交流がしやすい東京外大にいるので様々な国の面白い文化にも触れていきたいです!

 

れい(野外ステージ局1年)