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推し文庫レーベル

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こんにちは!渉外局1年のにんにんです。
急激に寒くなってしまって、私は毎日震えながら過ごしております。

さて、読書の秋です。皆さんは普段どのように読書なさっているでしょうか?私は最近ついに電子書籍用の端末を購入いたしまして、私の読書事情に革命が起こりました。しかし、やはり紙の本の魅力も捨てきれません。
私が読むジャンルは小説ばかりなのですが、書店へ行く時は、最後に文庫本コーナーを1周して帰るのが大体のルーティンとなっています。文庫本の長所は、①単行本に比べて安い・②小さくて持ち運びやすいところであると思います。ということで、早速ですが私の推しの文庫レーベルを勝手に紹介していきます!

〇ハヤカワ文庫
ハヤカワ文庫は早川書房が発行している文庫レーベルです。SFやミステリー作品が多いところが特徴です。
装丁と題名がカッコいい作品ばかりで、背表紙を見ているだけでワクワクしてきます!私の中でジャケ買い率が高いのもハヤカワ文庫です。
特に私が好きなのは、『ハヤカワepi文庫』というサブレーベルです。ハヤカワepi文庫は、良質な海外文学作品を若い感性を持つ読者に向けて発信することを目指し刊行されました。誰もが知る有名タイトルから隠れた名作まで、海外小説が豊富に取り揃えられています。
ただ一つだけ不満なのは、他の文庫レーベルに比べてサイズが少し大きいこと!ブックカバーに入りません。

〇光文社古典新訳文庫
光文社古典新訳文庫は、「いま、息をしている言葉で、もういちど古典を」をコンセプトに創刊されました。2006年にスタートした新しい文庫レーベルです。白いカバーに不思議な絵が描かれているのが印象的です。
私は普段本を読みなれていない人にこそ光文社古典新訳文庫をオススメしたいです。コンセプトの通り、古典を読みやすくする工夫が沢山されています。例えば、脚注が見開きページごとに書かれ、いちいち文末のページに戻らずに読むことができます。本に挟まっているしおりには、物語の登場人物の説明が書かれており、「あれ、これ誰だっけ、、、?」という時にすぐに確認することができます。何より、訳が平易で、現代小説を読む時と同じ感覚で古典を読むことができます。
しかし光文社古典新訳文庫は誤訳や翻訳の品質について指摘され度々議論されています。翻訳をめぐる問題は難しいですね、、、

私は最近課題などに追われ、ゆっくり読書できる時間もあまりとれないのですが、読みたい本は増えるばかりです。皆さんも移動や待ち時間のお供に文庫本を持って、是非外語祭にいらっしゃってください!

写真は手元にあった上記レーベルの本です。積読本です笑