スタッフブログをご覧のみなさんこんにちは!渉外局1年のりーざです。
アラビア語科の私は、ショートビジットで現在ヨルダンに滞在しています!言語も文化も、全く日本とは異なる世界。言葉にするのはなかなか難しいですが、ここでの生活を少しでも想像していただければという気持ちでこのブログを書きたいと思いますので、ぜひ最後まで読んでください!
1、言語
ヨルダンはもちろんアラビア語圏、公用語もアラビア語なのですが、アラビア語は話し言葉と書き言葉で使われる語彙がかなり違うという、厄介な言語でもあります💦個人的な感覚では、日本での標準語と強烈な津軽弁くらいの乖離です(笑)。フスハーという標準語(主に書き言葉)を大学、そして留学先の語学学校で学んでいる私にとって、現地の人とのコミュニケーションはなかなか困難…。こちらが話していることは理解してもらえても、向こうが言っていることを理解できないというシチュエーションに度々陥っていますが、ジェスチャーや英語などあらゆる方法を駆使して何とか生活しています。
2、文化
アラブといえばイスラーム。そんな風にイメージする人も多いのではないでしょうか。実際私も、生活の隅々にまでイスラームの影響が及んでいるというのを強く感じています。
まずは、礼拝の時刻にスピーカーから流れるアザーン。語学学校にももちろん礼拝の部屋があり、その時間になると一瞬店が閉まる、なんて場面にもしょっちゅう遭遇します。また、服装や挨拶のフレーズなどにもイスラームの影響が。しかし、だからといって非ムスリムの人を「外部の人」扱いするような雰囲気は全くなく、日本の価値観を認め、受け入れてもらえています。
イスラームとは関係なく私が個人的に大好きなのが、感情を全面に出す文化。深い愛情を真っ直ぐに伝えるところがとっても素敵です。THE日本人の私にとって、そのようなノリについていくことは少し大変でもありましたが、今はすっかり染まり、感情を積極的に表に出して表現するようになりました。
3、食事
アラブの食事と聞いて、何が思い浮かぶでしょうか?何も知らないという方も多いのでは?正直私も、何が主食なのか、どんな味なのか、全く知らない状態でヨルダンに来ました。しかし、食べてみてびっくり、本当においしい!もっと早く出会いたかったと思う料理ばかりです。アラブで定番な料理の写真とともに、こちらでの食事を紹介します。
まずはフムス!(画像中央)ひよこ豆に塩、オリーブオイル、レモン汁などを加えペースト状にしたもので、薄いナンのようなピタパンにつけて食べます。
それからファラフェル!(画像中央奥)ひよこ豆ベースのコロッケで私の一番のお気に入りです。フムスにつけて食べることもよくあります。ひよこ豆にひよこ豆をつけて食べる、親子丼越えの共食い文化…
最後にシャワルマ!(画像右下)トルティーヤのような生地で味のついたチキン、チーズなどが巻かれていて、出来立てのうちに食べるのが最高です。
観光客向けではない地元のレストランで食べると、写真の料理全部でも1000円以下というコストパフォーマンスの良さ。安くて美味しくて、本当に幸せです♡
他にももっと語りたいことがたくさんあるのですが、きりがなくなってしまうのでこの辺にしたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました!
りーざ(渉外1年)