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実際に赴くことの価値

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こんにちは!広報局ドイツ語科一年のあまぞんです。最近コロナウイルスの影響で国境を越えての人の移動が困難になりオンライン留学やオンライン海外旅行という言葉を目にするようになりました。これからの時代はオンラインでどこにでもいけるという声さえ耳にします。さて皆さんはこの言葉についてどのような印象を持ちますか?私はもちろん自宅にいながら旅行気分を味わえるのは素敵だと思うのですが実際に行き観光地用に整備されていない部分を感じることも旅行の醍醐味だと思うのです。
私は昨年の夏にカンボジアとベトナムを旅行しました。カンボジアの旅行目的はもちろんかの有名なアンコールワットです。ツアーなどをつけないでの家族旅行であったので現地で案内人を探したり、ガイドブックを読んだりしがら美しく立派な寺院を見て回ることができました。しかしカンボジアでもベトナムでも最も私の印象に残ったのはガイドブックなどでは決して説明されることのない現地の人々でした。カンボジアでは現地の人々がとても若かったのです。決して原宿のような若者の街に滞在したからではありません。これは世界史を履修すると習うのですが、とある政権のある政策の影響を受けているからです。(もし知りたければカンボジアの人口ピラミッドや近代史についてしらべてみてください。)わたしはカンボジアの歴史についてカンボジアに入国する前に習っていたので実際に負の歴史の爪痕がくっきりと残っているのを感じ初めて歴史というものが現在まで繋がっているものと実感しました。おそらくこれは有名な観光地や美しい風景にフォーカスするオンライン旅行では体験し得なかったものではないでしょうか。カンボジアに限らずとも私は訪れた国々のスーパーや路地など一般の生活区域などからむしろ強く異国情緒を感じてきました。なので一刻も早くコロナが終結し再び未知の体験を得るために出国できるよう願っています☺︎
写真はカンボジアのレストランで食べた夕食です〜!

あまぞん(広報局1年)