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あと科学技術館にも行きたい。

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外語祭WEBをご覧のみなさん、マルハバン(こんにちは)!渉外局3年アラビア語科のみやと申します。

これが三度目のスタブロ執筆となりますが、まったく慣れた気がしません。何を書いて好いやらです。最後までこんな調子ですが、できる限りみなさんが「よかった」と思えるものをお届けできたらと思います。どうかお付き合いください。

さて、最近ハマっていることがあります。「博物館巡り」です。ここで言う「博物館」とは、動物園・水族館・美術館・科学館等を指します。総称できるんですね。みなさんは最後に動物園に行ったときの記憶を思い出せるでしょうか?子供の頃に「勉強のため」と訪れても、なんとなく楽しかったという感想しかもてずに帰ってきてしまったのではないでしょうか。そして成長するにつれ、こうした施設からは自然と足が遠のいてしまう。かくいう私も、千葉にある東京ネズミーランドに夢と魔法を求めがちです。推しはジャック・スケリントン。
でもそれって、実はとても勿体ないことなのでは?ある日特に脈絡もなくそう思い立った私は、夏からの留学までの残り少ない時間を、可能な限り博物館巡りに費やし始めました。今回は、私が訪れた場所を二つご紹介できたらと思います。

まず最近訪れたのが、恩賜上野動物園です。授業課題を完遂するためという何とも真面目な理由からの来園でしたが、これが想像以上に刺激になりました。ゾウやキリンといったメジャーな動物から、バクやプレーリードッグといったあまりお目にかかれない動物まで。希少な生き物たちが実際に動いている姿を見ることができます。現在多くの動物が絶滅の危機に瀕しているという情報も、テレビと動物園では受け取り方がまったく違って感じられました。



私が訪れたのは休日だったため混雑していましたが、とても有意義な時間を過ごせたと思います。(余談ですが、私は21年間アイアイとキツネザルを間違えて覚えていました。全然似てないのになぜ……)

もう一つ、日本科学未来館も紹介します。ここでは最新テクノロジーから地球環境まで、幅広い科学の知識を扱った常設展示が楽しめます。理科系科目が大の苦手だった私も、「高校の授業で習った気がする」「これは初めて知った」と友人と大いに盛り上がりました。8月31日までは特別展「きみとロボット ニンゲンッテ、ナンダ?」も開催されています。友達と「いのちってなんだろう」と議論したい方はぜひこの機会に。脳波で動くネコミミをつけて記念写真が撮れるのも、おそらく日本でこの場所だけです。

以上、ひたすら博物館巡りの感想を語ってしまいましたが、私はこれらの経験から考え直したことがあります。それは、「学生のうちにできることは、新しいことだけではない」ということ。学生として生活していると、なにかと「今のうちにあれをやっておかなきゃ」「これをやらなきゃ」と焦りを感じることがあります。自由な時間がたくさんあるからこそ、社会人になるための準備をしておかなきゃと急いてしまいます。でも、私たちは「学生」です。今あるこの時間は学ぶために用意されたものであり、社会人になるための予習にも、これまで学んできたことの復習にだって使えるのだと、最近マイブームを通して考えています。

長文&最後の最後まで外実と関係ない話になってしまい恐縮ですが、大学生として何かを伝えることはギリギリできたのではないでしょうか……。次は国立科学博物館としながわ水族館に行こうかなと計画しています。あとこのブログを書きながら調べたのですが、私が渡航予定のカタールにも有名な美術館があるようです。国境を越えても、しばらくこのマイブームは続くかもしれません。みなさんも、素敵な「学習ライフ」をお過ごしください。
マアッサラーマ(さようなら)!

みや(渉外局3年)