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輝けるステージを求めて

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スタブロをご覧の皆さん、こんにちは。ラーメン大好き企画局長です🍜

11月に入り、季節の進みとともにようやく外語祭が近づいてきたという実感が湧きつつある今日この頃。記念すべき100回目の外語祭を3年ぶりの料理店復活という盛大な形で迎えられるワクワク感が心の中の大半を占めていますが、最近は3年間務めてきた外実としての活動のゴールがすぐそこまで迫ってきているという名残惜しさも時折頭をよぎります。外実3年目の自分がまさか局長を務めているなんて入会した当時には全く考えもしませんでしたが、その経緯はさておき、今回局長として執筆するスタブロには、ベタかもしれませんが自分が思う外実の好きなところ、そして迫る第100回外語祭への想いを綴らせていただきたい所存です。長文ではありますが是非とも最後までお読みいただけると嬉しく思います。

私にとっての外実の最も好きなところは、ズバリ委員一人ひとりが輝ける場があるというところに尽きます。日本の中高を卒業した方の中には部活に所属していた方が多いと思います。部活の大会は出場できる人数が限られているため、登録メンバーから漏れてしまったり、大会前に怪我をして出場できなかったりという経験のある方も結構いるのではないかと思います。私もその内の一人ですが、その頃の人生を捧げていたと言っても過言ではないレベルで努力してきたつもりでも、それが報われないという割と残酷な事実に言葉にできない歯痒さ、もどかしさを感じました。目の前で試合に出ているメンバーと自分の差はどこにあるのだろう、そんなことすら考えてしまいました。その時の苦い経験や悔しい思いが今の自分を形作っていると信じているので、特段当時のことを後悔しているというわけではありませんが、やはり勝負事の世界はシビアで心身ともに非常に擦り減ります。大学生になって、勝ち負けという次元のない世界の方が自分の性に合っているのではないかと思い、外実に入りました。

外実は決して委員たちの間で何かを競っているわけではありませんが、組織に対して誰しもが真剣に向き合い、与えられた自分の仕事や役割に責任と誇りをもって活動しているなぁと強く感じます。その背景に、外語祭を成功させるという、絶対にブレることのない共通の大きな目標があるからでしょう。そして先述した通り、外語祭は決して誰かを見捨てることなく、この目標に向かって努力してきたみんなに輝ける場を与えてくれます。私が所属する企画局の場合は、半年以上をかけてアイデアを出し、準備を進め、担当者各々が我が子のように愛でてきた16の本部企画を来場者の方々に楽しんでいただけるということが本当に喜ばしいことですし、各企画を作り上げてきたみんなの頑張りが報われるまであと少しのところまで来ているので、局長として精いっぱいのサポートをしていきたい所存です。

そしてもう一つ、忘れてはならない外実の好きなところは、メンバーが皆優しいというところですね。外語祭が近づいてくると外実は全体として大変忙しくなってくるわけですが、そんな中でもピリピリとした雰囲気はあまり感じません。どちらかと言えば、みんなで助け合いながら忙しい時期を乗り越えていこうぜという結束力が強まっている気がします。企画局は他局との関わりも多く、忙しいタイミングで他局や三役の方々に負担を強いてしまうことも多々ありますが、そんな時でも文句の一つもこちらに漏らすことなくご快諾いただき、皆さんには本当に頭が上がりません。このような、率直に意見を交換したり、お互い支えあっていける雰囲気は外語祭が終わるまで常に大切にしていきたいものです。

来たる外語祭に向けては、できるだけ楽観的に、そしてポジティブに過ごしていきたいなぁと思っています。一生懸命作り上げた企画に来場者の方々が足を運んでくださるだろうか、想定していなかったことが起きないか、などなど不安な要素をあげていけばキリがありませんが、1年に一度しかない外語祭ですし、今年初めてやる試みもたくさんあります。想定外のことが起きるのは当然でしょうし、その時に最善の対処ができればいいのかな、と深刻には考えないようにしています。ハプニングさえも楽しめるような心持ちでいたいものです。
企画局長を務めたこの一年は、できる限りみんなが制約なく自由な発想を生かして本部企画を作り上げられることを最も大切にしてきたつもりです。連絡を返信するのは早くありませんし、もう少ししっかりしてくれよ~と思われたりもしたかもしれませんが、ノビノビとした雰囲気で各々個性がありつつも、責任感をもって各企画を作り上げる局員たちの姿を見ていると、自分から何かを言わずともすべてを安心して任せられます。私はトップダウン的に隅から隅まで指示するのが苦手な人間なので、この点には非常に助けられました。今のメンバーで局長を務められていることをとても幸せに感じています。

不覚にも最後は局員たちへの愛を綴ることになってしまいましたが、感傷に浸るのにはまだ一足早いので、私のスタブロはこの辺りでおしまいとさせていただきます。第100回外語祭、最高の本部企画を作り上げることをお約束いたしますので、是非とも足を運んでいただけると嬉しく思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

第100回外語祭実行委員会 企画局長

あなかま(第100回企画局長)