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為さねば成らぬ

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Bom dia e boa tarde! 渉外局長のにんにんです。
100年目という節目の年に、外語祭運営に携わることができて本当に嬉しいです!

さて、「為さねば成らぬ」とは私の行動指針です。
「為せば成る」という言葉は、何だか楽観的に聞こえるかもしれません。
一方で「為さねば成らぬ」、つまり為さないという選択肢を選ぶこととは、成るかもしれない未来を全て潰すことだ。この言葉は太くて重い杭でズンと私の胸を穿ちました。
やらないで後悔するよりもやって後悔しよう、とも言います。
少し私自身の話をさせてください。私は所謂仮面浪人を経験しました。
現役時代では外大から不合格を貰い、ご縁があった大学に進学しました。
しかし時代はコロナ禍真っ只中、不安と焦燥感、そしてそれを誰にも共有できない孤独で鬱々とした日々を過ごしていました。
うだうだ悩んでいるだけの自分に嫌気がさして、何かやってみようと外大再受験を決めたのは9月ももう終わる頃です。
大学の課題やアルバイトもあって、1日に勉強できたのは2~3時間ほどでした。
完全に準備不足のまま受験当日を迎えてしまいましたが、もしも大学での勉強を疎かにしていたら、アルバイトをしていなかったら、今私はここに居ることができなかっただろうと感じています。
私は偽ポジティブ人間だけれど、当時を振り返れば「今までやってきたことは全て無駄にならないよ」とお気楽に言えてしまえそうです。
信じれば必ずそこに道があるとは限らないけれど、行動を起こさなければ何も始まらないよ、というのが今の私のモットーです。

東京外国語大学に入学してあった全ての出会いや経験が、私にとっては本当に奇跡です。
私は意志薄弱な人間です。
何かをやってみたいけれど失敗したらどうしよう、とか。続けるのは辛くて投げ出してしまいたい、とか。
そんな時に「為さねば成らぬよ!」と自分を鼓舞すれば、ほんの少しの勇気と気力が湧いてきます。
失敗して生まれたその後悔を背負うには、人生は長いのかもしれません。
でも「今この時」は一度しかないし、少しでも可能性があるのならやりたいことをしたい!

実のところ、私は入学当初、外語祭実行委員会に入るつもりは全然ありませんでした。
しかし仲良くなった子が、一緒に入らないかと誘ってくれたのです。
学園祭の実行委員会に少し興味があったので、締切ギリギリに入会届を提出しました。
あの時誘ってくれた友達には本当に感謝しています。(そこで行動した当時の自分自身にも!笑)
外実の一員になり、渉外局に配属されて得られたこの経験は、きっとこれからの人生の糧になると感じています。

我らが渉外局は、秋から3年生の先輩が留学に行かれて、現在1年生7人・2年生6人で活動しています。
同期5人は本当に頼りになる、私の心強い戦友です!いつも至らない局長を助けてくれるスーパーマン達!
1年生は、2年だけだとお葬式になりがちな局会議に活気を与えてくれます。渉外局に入って来てくれて本当にありがとう!
彼らと一緒だからこそ、忙しい時も乗り越えられると思えます。

いよいよ外語祭が始まります!
ワクワクする気持ちと、上手くいくかしらと不安な気持ちと、半分半分です。
訪れた皆様に「楽しかった!」と笑顔になって帰っていただける外語祭になればと思います。
是非お越しください!Até logo!

にんにん(第100回渉外局長)